kinka

本を読んでも内容をすぐ忘れてしまうので、備忘録を作りたいと思い、noteをはじめました。

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最近の記事

付き纏い

 しまった。また、あの男。  数ヶ月、この車両に乗るのを避けていたのに、うっかり乗ってしまった。  斜め前の席から執拗に睨みつけている。3か月ほど前に付き纏われ、車両を変えてから、見かけなかったから安心してたのに。  案の定、同じ駅で降りたらしく、後ろからついてきた。全く知らない人間にここまで執着するとは。  初老の域に達してから、こんな目に遭うなんて思いもしなかった。マスク生活で顔の半分以上が隠れているからか。弛みきった顎のラインを出して歩くか。  警察に相談したから、一安

    • 雨は容赦なく降り注ぎ、活気に満ちていた休日の街に暗闇のベールをかけていた。連休の最終日、笑いと歓喜に包まれるはずのこの日。しかし、その雨の中には不吉なものが潜んでいた。 雨は時間を追うごとに強くなり、窓や屋根を不気味に打ち付けるようになった。昨日まで家族や友人で賑わっていた通りも、今は閑散としていて、不気味な静けさに包まれている。 好奇心旺盛で冒険心旺盛な10代のサラは、不吉な天気にもかかわらず、外に出てみることにした。厚手のレインコートに身を包み、荒涼とした街並みに足を

      • 連休もあと2日となり、予定を何もこなしていないことに焦りを感じ、また、仕事が始まることにうんざりしているこのモヤモヤをなんとか解消する短編小説を書いて。

        最終日になってしまった休暇。予定をこなせず焦りを感じ、仕事に戻るのも億劫だった主人公の小林は、気分転換に街を歩いていた。すると、地元の公民館でイベントが開催されているのを見つけ、中に入ってみた。そこで、地元の公園の清掃活動をするグループに誘われ、彼も参加することに。初めての活動に戸惑いつつも、一生懸命に草むしりやごみ拾いをして、自分が役に立てた喜びを感じた。休暇中にやり遂げるべきことをやらずに終わるのも悔やまれない気持ちも消えて、新たな友達もできて、元気に仕事に戻れる気持ちに

        • 通勤電車

          通勤電車が遅れて発車した日、車内は超満員でした。老人が座っていて、汗が流れているのが目立ちました。彼はハンカチで汗を拭いていましたが、それでも汗が止まらないようでした。 すると、車両が一瞬、停止したかのような感覚がありました。皆が驚いていると、老人が突然、話し始めました。「皆さん、私はこの世界で一番幸せな人間です」と言いました。 周りの人たちは驚きながらも、老人の言葉に耳を傾け始めました。「なぜ、そんなことが言えるのですか?」と尋ねる人が現れました。 老人は微笑んで答え

        • 付き纏い

        • 連休もあと2日となり、予定を何もこなしていないことに焦りを感じ、また、仕事が始まることにうんざりしているこのモヤモヤをなんとか解消する短編小説を書いて。

        • 通勤電車

          森の中

          ある夜、男が森の中を歩いていた。彼は道に迷っており、携帯電話のバッテリーが切れてしまっていた。途方に暮れていた男は、やがて小さな家を見つけた。 男はドアをノックし、誰かに助けを求めた。すると、扉が開き、老婆が現れた。老婆は男を中に招き入れ、暖炉の火を灯してくれた。 男は腹を減らしていたため、老婆に食事をお願いした。すると、老婆は男に奇妙な条件を提示した。「私の孫娘を一晩泊めてあげてください。それがお礼になります。」 男は条件を受け入れ、孫娘を泊めることにした。孫娘は美し

          電車

          あっと思った時はもう遅かった。電車の中で、ペットボトルを倒してしまった。 「大丈夫ですよ、すぐに拭きますから」と、駅員がニッコリと笑いながら、雑巾を取りに行った。 私は頭を下げ、申し訳なく思いながら、駅員が拭くのを見ていた。しかし、拭いている最中に電車が発車してしまった。 「あれ? 電車が…」 「ええ、もう発車しましたね」と、駅員は苦笑いしながら言った。 次は終点まで止まらない列車だった。終点まではかなり時間がかかる。 気まずい。という私の気持ちが伝わったのか、し

          水色のレインコート

          その水色のレインコートを着た中年女性は、普段から周囲から浮いた存在だった。彼女の名前はリリスといい、何かと不思議なものを持ち歩いていた。 ある日、リリスは通勤電車から降りると、周囲に誰もいない場所へと向かった。そこで彼女はレインコートの下から取り出したビニール袋を開け、中から輝くような宝石を取り出した。 その宝石は、古代の魔法使いたちが作り出したとされるもので、持ち主に特別な力を授けると言われていた。リリスはその宝石を手に取り、深呼吸をしてから、口を開いた。 すると、彼

          水色のレインコート

          傷だらけの車

          駅から家に帰る途中、私は毎日同じ道を歩いていた。でも今日は何かが違った。横道から古くて傷だらけの車が出てきて、私は立ち止まった。 車は止まって私に道を譲った。でも私は、その車に対して少々不安を感じていた。車体には傷がたくさんあり、塗装は剥げ落ちていた。しかし、その車には何か魅力的なものがあった。車の窓から、何かを探しているような視線が私に向けられていた。 私はその車を通り過ぎたが、すぐに後ろを振り返った。すると、車の運転手も私に向けて振り返った。私は思わず手を振ってしまっ

          傷だらけの車

          New Year, New Beginning.

          ある春の日、新しい年度が始まった。主人公のユウは、いつものように会社へ向かっていた。しかし、今日は違った。彼は新しいことを始める決意をしていた。 会社に着くと、ユウは上司に新しいプロジェクトを提案した。上司は彼のアイデアに興味を示し、すぐに実行に移すことを決めた。 ユウは、新しいプロジェクトに取り組むために、チームを結成することにした。彼は自分と同じように情熱的な仲間たちを集め、一つの目標に向かって力を合わせた。 数か月後、ユウたちのチームは、新しい製品を完成させた。そ

          New Year, New Beginning.

          Valentine's Day

          I headed to Sannomiya on a holiday morning. I went to buy chocolates for Valentine's Day. After coming back home, I relaxed at home. I made a cheese cake by myself and had it with coffee. It was a delicious day.

          Valentine's Day

          休日 /chatgptとエッセイ

          休日 /chatgptとエッセイ

          「悪い大人にお金をだまし取られない全知識」イケダハヤト

          ITに弱いから騙される事例だけでなく、合法的に騙される事例が多く、ためになった。「大人たちの勉強不足」を指摘され、確かに最近、読書量が減ったなと反省。意識して学んでいこう。

          「悪い大人にお金をだまし取られない全知識」イケダハヤト

          「苦しかったときの話をしようか」

          森岡毅 自分の強みを生かし、職能を磨き、将来性のある会社を選ぶ。全て外して歳をとった身には、厳しく突き刺さる内容だった。 ただ、後半の「小さな手で思い切り薬指を握ってくれたあの瞬間に、君の一生分の親孝行はもう充分に済んでいるのだから」という文に救われた。子どもと過ごすことで、幸福感に満たされる瞬間が山のようにあったことを改めて思い返した。

          「苦しかったときの話をしようか」

          「賢い人がなぜ決断を誤るのか」オリヴィエ・シボニー

          人は信じたいストーリーを信じる。集団思考の罠など、正しい決断を下すことは不可能なのでは、と思った。それでも、よりよい意思決定のためのテクニックを意識する事で、大きく失敗することは減らせるのかもしれない。まあ、自分の日常にはそもそも、重要な意思決定の場など無いけど。

          「賢い人がなぜ決断を誤るのか」オリヴィエ・シボニー

          「悪いヤツほど出世する」ジェフリーシェファー

          上司に恵まれないと思っていたが、そもそも理想の上司なんてものは存在しないという現実。「自分の身は自分で守り、自分の利益は自分で確保する」「世界はいつかよくなるなどと考えず、ありのままの世界を直視する。自分の足下を見つめ、自分はどうしたいのかを考える。」現実を見るのは厳しいが、目を背けていても何も解決しない。

          「悪いヤツほど出世する」ジェフリーシェファー

          「ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません」 小山晃弘

          去年は塩漬け株を増やすだけの一年。 今年は状況を変えたいと、まずは決算書が読めるようになる、を目標に手にとった本。 薄くて、開くのが苦にならない、ってとこがいい。

          「ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません」 小山晃弘