きょうのきんじょの本棚
先日、庭の草取りをしていた時にバイクで通りがかった方が、バイクを止めて本棚を見ていました。声をかけたところ、「なんかあるな~と思ってみてました。今日は停めて見てみようと思って」と。
普段どんな本を読んでいるのか?お仕事の帰りなのか?お話をしているうちに、
「本を読まなきゃと思っているけど、しばらく読んでないな~、読めるかな~」
ずいぶん前に読んだのが、『沈まぬ太陽』山崎豊子著という社会小派説だったそうなので、こちらを1冊をおすすめ。
そして今日、ちょうど帰宅したときにまた本棚で顔を合わせたので、読みましたか?と聞くと、
「すごく面白くて、時間を見つけては一気に読んでしまった。本を読んで泣いたのは初めてです。これの気持ちを誰かに伝えたくて」と弾む様子で話してくれました。
きんじょの本棚で、本と人が出会う醍醐味です。
本は読んだ方がいいのかもしれません、でも読みたい時がその人のタイミング。本で人が勇気づけれられるところを目撃した嬉しい出来事でした。
おすすめした本はこちら。
『デフ・ヴォイス』法廷の手話通訳士 丸山正樹 著 文春文庫
きんじょの本棚の本店にあります。(以前インスタでご紹介しました)
https://www.instagram.com/p/CGFbN0RjfHt/
ご興味がある方は是非どうぞ。
本日、『JR上野駅公園口』柳美里 著の寄付がありました。まゆみさんありがとうございます。(こちらもきんじょの本棚本店に置いておきます)