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【報告】今年も厚労省と意見交換会をしてきました

7月31日、今年も厚労省と意見交換会をしてきました。
今回で4回目となる意見交換会、私にとっては3回目でした。
今回は厚労省側からは6名、筋ジスプロジェクト側からは12名で13:30-15:00過ぎまで行いました。
国立病院機構大牟田病院職員による性的虐待事件と異性介助問題及び地域移行に関する要望書として、

1.大牟田病院での性的虐待事件のような犯罪が二度と繰り返されることのないよう、厳正かつ早急な対応をお願いいたします
2.第三者機関、障害当事者(特に女性当事者)が参画した虐待防止研修プログラムを実施してください
3.筋ジス病棟内で、入院患者が人権意識や自尊感情を高められる研修や講座のような時間を作り、患者自身が異性介助について考える機会を設けてください
4.人員不足や離職率の高さに対して必要な策を講じ、病棟職員にとってゆとりのある労働環境を構築してください
5.本人の意思に反した異性介助が行われてしまわないよう、一人ひとりの丁寧な意思確認や意思決定支援を義務付けてください
6.意思確認・意思決定支援を遂行している病院・施設等に報酬や加算をつける等の措置を設けてください
7.筋ジス病棟からの地域移行がしやすくなるよう、障害福祉計画の国の基本指針において、療養介護からの地域移行の促進について明記してください

の7項目を上げました。
要望書については要望があった事は各所に伝える、といつもと同じ返事しかされなかったです。
意思確認や意思決定支援については、実際に入院している患者はなかなか本当の気持ちを伝えられないという声があるので、慎重に行ってほしい旨を重々伝えてきました。
質疑応答の時、なかなか突っ込んだ質問ができず私たちもまだまだ勉強不足だなと反省しました。この反省を次回に活かしたいと思います。

この日も関西組はほぼ日帰りでしたが私は比較的ゆっくり帰れたのでもんじゃ焼きをビールで流し込んで帰りました。おいしかった♪

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