気になる「出版関連ニュース」のまとめ+(プラス) No.1 「無人書店」「24時間営業書店」は、どのくらい普及しているのか?
書店さんの無人店舗、どんな店舗があるのか?
無人あるいは、夜間のみ無人で24時間営業する書店などのニュースがあったが、どんなふうにして実現しているのか、システム面などが気になったのでそのリンクをまとめてみた。
3つのソリューションがあるようだ。
①ほんたす 日本出版販売
②デジールストア(旧 MUJIN書店/ストア) トーハン
③HOUSEI無人店舗ソリューション 三洋堂書店
それぞれについて記事等をまとめてみる
①ほんたす 日本出版販売 について
現在、3店舗オープンでしょうか。リリースは下記の通り。溜池山王メトロピア店のシステムに関する記事のリンクも掲載しておきます。
■ほんたす公式ページ
・完全無人書店「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」 2023年9月26日(火)オープン
・ほんたす2号店 「あゆみBOOKS 杉並店 supported by ほんたす」 2024年9月26日リニューアルオープン決定!
・店舗運営省人化ソリューション「ほんたす」 1月31日よりTSUTAYA 流山店に導入
★ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店のシステム面に関する記事
●ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店 セルフレジなど新技術で無人運営可能に 会員数8500人を突破
▼構造計画研究所の事例紹介記事
●【事例まとめ】本屋の無人運営が増えている?実現のポイント(2023年7月26日公開)
●【体験記】溜池山王駅ナカの完全無人書店「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」を利用してみた(2024年1月31日公開)
②デジールストア(旧 MUJIN書店/ストア) トーハン
★株式会社Nebraskaが発行したプレスリリース。
・トーハングループと協業し無人書店の実証実験をスタート(2023年3月15日)
・小売店向けDXソリューションを提供する(株)Nebraska、「MUJIN書店」の実証実験成果を受け、(株)トーハンと資本業務提携契約を締結今後の展開、連携を強化(2023年8月31日)
▼下記は、文化通信の2024年5月28日の記事。同記事では下記のように費用も公開している。
「「MUJIN書店」は導入機器をサイネージとセルフレジに抑え、初期費用を100万円程度から、月額使用料を6万5000円からと安価に設定。事前調査から導入までの期間は3カ月程度、工事による休業は1営業日程度で導入が可能だ。」
・【書店ソリューション特集】既存書店支えるローコストモデル「MUJIN書店」 中小規模の書店にも導入可能(Nebraska×トーハン)
▼導入店舗
・山下書店世田谷店
実験期間 2023年3月20日~7月31日を経て本採用。
・オカモトヤ虎ノ門店 2023年10月2日~
・カニジルブックストア 2023年10月2日~
・メディアライン曙橋店 2023年11月21日~
・メディアライン大山店 2024年3月15日~
・博文堂書店田無店 2024年12月2日~
・ブックマンズアカデミー太田店 2025年1月16日~
※導入店舗、導入開始日などは下記のリリース等を参照した
③HOUSEI無人店舗ソリューション 三洋堂書店
▼三洋堂書店 IR NEWS一覧
・「スマート無人営業」をスマ本屋三洋堂本新店にてスタート(2024年02月19日)
・「スマート無人営業」の2店舗目を三洋堂書店よもぎ店にて開始 (2024年04月15日)
・「スマート無人営業」の3店舗目を三洋堂書店下恵土店にて開始(2024年06月14日)
・「スマート無人営業」の4店舗目を三洋堂書店豊川店にて開始(2024年07月08日)
・「スマート無人営業」の5店舗目を三洋堂書店碧南店にて開始(2024年09月09日)
・「スマート無人営業」の6店舗目を三洋堂書店大和店にて開始(2024年10月07日)
・「スマート無人営業」の7店舗目を三洋堂書店石岡店にて開始 (2024年11月11日)
・「スマート無人営業」の8店舗目を三洋堂書店ひしの店にて開始(2024年11月25日)
・「スマート無人営業」の9店舗目を三洋堂書店養老店にて開始(2025年01月20日)
・「スマート無人営業」の10店舗目を三洋堂書店みのかも店にて開始(2025年02月03日)
無人店舗のシステムに関しては下記で紹介されている。
★WelcomID無人店舗(HOUSEI)