アレクサンドラ(イギリス王妃)
エドワード7世の王妃、アレクサンドラ。
こちらも美人の誉れ高い女性です。デンマーク王室の王女で、美人三姉妹の長女。
ホロスコープで目を引くのは緩めですが、月、水星、冥王星のグランドトラインです。海王星が月と180度でカイトになっています。
フレゼリク7世が嗣子のないまま亡くなったため、血筋から父親のクリスチャン9世が即位することとなりました。それまでは名家とはいえ経済的余裕のない生活だったようです。ひょんなことから国王の娘となり、当時の大国イギリスの王妃となるわけですから、グランドトラインも納得の幸運と言えるでしょう。
火の宮のグランドトラインで海王星が頂点ですから、エネルギッシュではあるけれどロマンチストの面を持った人でしょう。悪く出れば、激しい感情と神経的な細かさのぶつかり合いがあるのかもしれません。月と海王星の180度は神秘性を表しています。空想癖、妄想癖があるかもしれません。水星、冥王星のアスペクトの持つ厳しい現実感とそのロマンチストぶりがうまくブレンドされればいいのでしょう。
金星と火星の合、そして土星と90度となっているので、愛情面では忍耐が必要となると思います。夫のエドワード7世は浮気者で、結婚後も愛人を作り王妃をないがしろにしていましたから。
でも獅子座の月だから誇り高いし、火星と冥王星が180度を取っているから激しい感情の持ち主です。姑(ヴィクトリア女王)とも嫁(メアリー・オブ・テック)ともぶつかり合うし、結構激しい人みたいですね。
ハーフサムでは
ドラゴンヘッド=水星/ASC(合 0°03)
ドラゴンヘッド=水星/海王星(45度 0°05)
コミュニケーション能力高く共感力のある人なのかな。
火星=太陽/MC(合 0°04)
リーダーシップ取りたい感じ。
火星=土星/冥王星(135度 0°07)
タフネスの持ち主。
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