2022年JLPGAツアー　7月

【冷静沈着青木瀬令奈】
●資生堂レディスオープン　6/30～7/3
　戸塚カントリー倶楽部（神奈川）
先週に続き好調を維持している菊地が2位Tでフィニッシュ。コメントも前向きでこれはそろそろ来る予感がしてきた。優勝は青木瀬令奈。今季安定して結果を残すことになるベテラン4人衆のうちの一人。その他2位Tに吉田優利、5位Tに勝、山下。（メモ：戸塚、来季は必ず観戦に行く。6/29～7/2）

【追いすがる野澤、届かず】
●ニッポンハムレディスクラシック　7/7～10
　桂ゴルフ倶楽部（北海道）
2日目から首位を守って、西村が今季2勝目。途中までは野澤真央が優勝すると思って見ていた。ところが15番で池ポチャ。無情のダボで決着かと思われたが、2連続バーディで1打差まで詰め寄った。いいゴルフをしている。今季中に勝つ気がする。菊地は予選落ち。先週までの好調をみて、地元優勝を期待したが残念な結果に。次週もまだ北海道開催。大きく期待しよう。
※7/8（金）安倍元首相が奈良で応援演説中に暗殺された。

【エリカはエリカでも菊地の方です】
●大東建託・いい部屋ネットレディス　7/21～24
　滝のカントリークラブ（北海道）
長文になりますが何卒よろしくお願いいたします。
これぞ最終日最終組の戦いだった。優勝は菊地絵理香。2位三ヶ島と2打差でスタートしたが、12Hで1打差に迫られ、13Hのボギーでついに並ばれた。次の14Hで雰囲気を変えたかったが、ティーショットも右ラフへ。追い上げる三ヶ島、3位小祝もまだ2打差と勢いは他の2人あるように見えた。しかしこのホール、渾身のバーディ。残り4Hをパーで凌いで、1打差のままホールアウト。決めればプレーオフだった三ヶ島のバーディパットは力なくショート。この瞬間菊地の昨年のアースモンダミンカップ以来の優勝が決まった。通算5勝目。これまでの優勝は大逃げパターンが多く、プレーオフ0勝というありがたくない勲章もあり、接戦に弱いと思われていたが、この試合は違っていた。フロントナインの我慢や14H以降のパーセーブ。今日は本当に強かった。この勝利の後すぐに、苦手な最終戦リコーカップのコース対策を始める（そのリコーカップで素晴らしい試合をすることになる）。菊地の優勝の余韻に浸っている私にゴルフ雑誌編集者のY子さんから昨年のアース以来の「おめでとうメール」が届いた。それにしても三ヶ島が負ける試合に凡戦なし。昨シーズンのヨネックスレディスで笠りつ子に競り負けたときを思い出した。

【72Hノーボギーで優勝】
●楽天スーパーレディス　7/28～31
　東急グランドオークゴルフクラブ（兵庫）
3日目終了で2位に9打差をつけた時点で勝負あり。4日間ノー・ボギーで勝みなみが今季初勝利。パットはもちろん、この日はショットも暴れることなく余裕のラウンドだった。他には安田祐香が熱中症で棄権。ここまでプラチナ世代同期の古江、西村に2歩も3歩も置いていかれている感があり、2R終わって2位Tで決勝トーナメント進出が決まっていただけに残念。先週優勝の菊地は15位T。