ひよこきんぎょ

●都内在住 ●JLPGAツアー観戦メモを公開(DAZNでの視聴観戦) ●2024年初優…

ひよこきんぎょ

●都内在住 ●JLPGAツアー観戦メモを公開(DAZNでの視聴観戦) ●2024年初優勝を期待する選手は宮澤美咲、浜崎未来 ●記事中の人名すべて敬称略

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お知らせ

こちらでも観戦記、プレビュー他、限定コラムも公開しています

    • 今季初優勝を期待する選手

       「今年初優勝を期待する選手」をプロフィール欄に毎年記入している。2024年も明けたのでそろそろ更新しなければならない。  昨年は「岩井明愛」と「櫻井心那」という、1番人気と2番人気を書いてドヤった自分自身に若干の羞恥を感じたため、今季は少しひねくれてみたいと思う。  普通に考えれば「桑木志帆」「竹田麗央」だが、敢えてひねくれて「宮澤美咲」と「浜崎未来」でいってみることにする。  宮澤美咲は昨季ミネベアミツミ杯で菊地絵理香選手、小祝さくらと4日間同ペアリングで回った北海

      • JLPGAアワード2023

         JLPGA AWARDS 2023  よく晴れた12月吉日、東宮東御苑を臨むここパレスホテル東京「葵」において、第11回JLPGAアワード表彰式が行われる。  「変なことすると出禁になるんで大人しくしててくださいよ」  あの敏腕デスクに事前にキツく言われていたので、今日は存在感を限りなくゼロにする“エアリー”なひよこきんぎょで行かせてもらうことにします。  午前9時少し過ぎたあたりで、開宴前の選手たちのドレスアップ撮影が始まった。  川岸史果を皮切りに、今日表彰され

        • 2023 JLPGAツアー【総括】

           3月に開幕した2023年シーズンも、例年通り11月の宮崎「リコーカップ」で閉幕となった。  今年もバラエティ豊かな見応えのある1年だったと思う。  開幕戦の申ジエの優勝から始まり、穴井詩、菊地絵理香らベテラン選手たちの活躍、山下美夢有と岩井姉妹による優勝争いの日常に慣れてきたころ、櫻井心那が躍動をし始めて、ルーキー神谷そらを始め山内日菜子ら初優勝を飾る選手もたくさん生まれた。  その櫻井や神谷の登場により、今シーズンは「飛距離」について今まで以上に語られたように思う。

          2023年 最終戦 リコーカップ

          【プレビュー】  今年リコーに出られるのかな。  今季最初のメジャー、サロンパスを吉田優利が制した5月あたりで少し心配になった。  2023年シーズンスタートからなかなか調子の上がらなかった菊地絵理香選手。開幕から3ヶ月が経とうとしていたブリジストンで、ショットとパットがようやく噛み合いはじめ、その翌週のリゾートトラストを8位Tで終えて、やっとランキング50位以内に入ってきた。  そこからの活躍は周知の通り。冒頭の心配は杞憂に終わった。  8月のニトリで雷神を味方につ

          2023年 最終戦 リコーカップ

          2024年女子プロカレンダー

           今年もデザインを担当させていただきました。  お楽しみは7-8月の山田彩歩ちゃん。ツヤツヤキラキラです。  本日(11月21日)発売、ワッグル1月号の付録です。  全国書店・amazonなどからお買い求めいただけます。  興味のある方はぜひぜひ。 Amazon.co.jp: ワッグル 2024年1月号 : 実業之日本社: 本Amazon.co.jp: ワッグル 2024年1月号 : 実業之日本社: 本 www.amazon.co.jp

          2024年女子プロカレンダー

          2023年 第36戦 大王製紙エリエールレディス

          【プレビュー】  最終戦リコーカップの出場者がランキング上位者と今季優勝者に限定されるため、実質最終戦となる今大会。今年も愛媛県にて4日間大会で開催される。  ランキング1位の山下美夢有と2位申ジエの得点差が9pt余りと微細なため、年間女王がこの試合で決定することはない。そのため今大会一番の注目ポイントは、ランキング50位以内に付与される来シーズンの出場権、いわゆる「シード権争い」の最終章となるところだ。  現状、下記の選手たちによる最後の争いとなることが予想される。

          2023年 第36戦 大王製紙エリエールレディス

          レディ・ハザード 〜渡邉彩香〜

           6月のニチレイが今季初の現地観戦だった。初日に菊地絵理香選手に帯同したとき同組だった渡邉彩香。  彼女の持つその飛距離は、時として次の1打を難しくしてしまう。砂や木の大小は問わずで、森の中、一本松、そしてトールサイズの木、またガードバンカー、クロスバンカー、ディボット、さらに隣のホールの深いラフ。何かに操られるかのように、それらの場所に転がりこむ渡邉彩香のボール。すべては無意識にタクトを振るう彼女の指示なのだ。いつしかそんな彼女についた称号が、  「レディ・ハザード」

          レディ・ハザード 〜渡邉彩香〜

          地獄です

           昨夜シード権のことを書いたが、地獄のQT行きについては書くのを控えておいた。しかし、金田久美子がそれについて話していたのでリンクを貼っておく。 シード獲得へ崖っぷち…金田久美子は「55位までにはなんとか入りたい」と逆転に懸ける | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト今週開催の大王製紙エリエールレディス終了後に決まる来季のシード権。メルセデス・ランキング50位以内に入るのが条件だが、当落線上の選手にとっては正念場を迎えている。 egolf.jp  堀琴音は

          2023年 第35戦 伊藤園レディス

           机の横に積み上げられた書類の山が崩れた。  半狂乱でそれを積み直していたら、昨年行ったコレが出てきた。  昨年の初日、菊地絵理香、堀琴音、佐藤心結の組に帯同した。3月に通算2勝目を上げて、MRも9位と好調だった堀琴音の饒舌さに驚いたのを覚えている。あれからもう1年経ったのか。まさに矢の如しだな、光陰ってやつは。  昨年のTOTO終了時点のMR表も添付されていた。そこには、今年も変わらず上位をキープしている選手もいれば、シード圏外へと転がり落ちてしまっている選手もいる。

          2023年 第35戦 伊藤園レディス

          JLPGAアワード

           凡な私をJLPGAとつないでくれる、まさに一縷の望みである某雑誌の敏腕デスク。伊藤園レディース日曜行きます?と声をかけてくれたのだが、日曜はNGだったので丁重にお断りした。関東圏最後なので行きたかったが、仕事の山が谷川岳になっちゃってるんだもん。諦めるしかない。  「ところでアワードは取材しないんすか?」  その言葉を聞いたデスクは周りを見渡した。誰が発した言葉なのかを探しているようだ。  あ、すみません。目の前の私が言いました。  「お、おぅ。。。」  ネット用

          RICOHで担ぐのは誰?

           「ひよちゃん(私の事)、キャディにも注目してみたら面白いよ。コースに出たら絵理香ちゃんの味方はキャディただ1人なんだから」  良くしてもらっているY先輩にそう教えてもらった。  たしかに……正直今まであまり気にしたことがなかったが、選手のたった一人の味方と捉えると、たいへん大事な存在なのだと今更気付く。さらに、今季最終戦で絵理香サーガの集大成を書くつもりの私にとって、RICOHは誰が担ぐのか?はたいへん重大な問題なのだ。  そこでまずは、キャディ情報を掲載されている方

          RICOHで担ぐのは誰?

          最終プロテスト

           さて今日はもう一つ、大事な大事な最終プロテスト(3日目)の配信が朝から行われていたのだ。  ちょうど馬場咲希がスタートするところだったのでしばらく見ていたのだが、実況がないって良いな。ショットの音、着弾する音、風の音、鳥の声、全部聞こえる。コースにいるかのように気持ちが良い。だがプレーする選手たちはそんな風情を感じる余裕などもちろんない。  3日目終わってのスコアは以下のとおり。  トップは清本美波選手、そして馬場咲希、高木優奈と続き、マイナビで勝ったのをたまたま見てい

          最終プロテスト

          【LPGA】TOTOジャパンクラシック

            【初日】  全米女子プロゴルフ協会公式戦が、茨城県太平洋クラブ美野里コースにおいて4日間開催される。米ツアーで戦う日本人選手もほぼ全員帰国してこの大会に臨んでいる。  初日は岩井明愛がコースレコードタイの-9を叩き出しトップをとった。今季何度も見られた光景だ。2位Tに稲見萌寧と西村優奈、畑岡奈紗の3人が続く。以下、初優勝が待たれる期待の選手で今大会こそ勝利の予感……と今季ここで何度も書いた桑木志帆が5位Tにいる。初優勝がTOTOだっていいじゃないか。がんばってほしい。

          【LPGA】TOTOジャパンクラシック

          2023年 第34戦 樋口久子 三菱電機レディス

          【初日】  この1ヶ月少し静かにしていた岩井明愛だったが首位スタート。しぶといパーセーブを重ねて、5バーディ・ノーボギーと完璧な内容だった。明愛と並び、仁井優花と山内日菜子が同じく首位Tと好スタート。プレビューで注目した竹田麗央も1打差2位Tに。また、Qシリーズ失格になり失意の帰国、TOTOクラシックを死んでも獲るつもりの原英莉花が首位と2打差の8位T。ほか先週優勝の菅沼菜々や久しぶりのこの位置、香妻琴乃(!)らは首位と3打差13位T、上位をうかがう。  さて、菊地絵理香選

          2023年 第34戦 樋口久子 三菱電機レディス

          メジャーを獲ったら

           今季優勝こそ無いが、ランキング上位をキープしているベテラン上田桃子。言わずもがな悲願のメジャー獲得を目標としてトップフォームを保ち続けている選手のひとり。  だがもし、その目標が達成されてしまったとき、上田桃子は今までと同じようにツアーで上位争いを続けるだろうか。  菊地絵理香選手がニトリで優勝した記者会見で、引退後の自分に言及する場面があった。年齢のことをとやかく言うのは控えるが、菊地選手もすでにカテゴリーはベテラン勢。現役後の身の振り方を考えて悪いわけがない。ただそ

          メジャーを獲ったら