[番外編]上田桃子の態度にカチンときた?
Tポイント×ENEOSを見終えて
今日も試合後各所に「スコアを落としてからの上田桃子の態度が悪い」との書き込みがちらほら見られた。DAZNの映像しか観てない私にはむしろ不甲斐ない自分への怒りをぐっと堪えてプレーしているように見えたが、同じ画をみても受けとめ方はそれぞれだなと思った。鈴木愛を筆頭に堀琴音らその時の調子が表情や態度に顕著に出てしまう選手を全肯定するものではないが、闘志が現れているという意味では個人的に嫌いではない。一方、最近の若手はたいへん行儀がよろしい。きっと技術以外の所作も子どもの頃からしっかり教わっているからであろう。さらにルックスにも気を使っているし、SNSにより自己プロデュースにも余念がない。そんな子たちが10代にして優勝してしまうのだ。入れ替わり立ち替わり新しいヒロインが現れるJLPGA。ただその流れにちょっとお腹がいっぱいになってはいないか、と自分に問いかけようとしていたところ、開幕で申ジエが、そして本日青木瀬令奈が勝った。ああ、今季は違う流れになってくれそうな予感がする。それをもっと加速させるには鈴木愛の完全復活が不可欠である。
新しい若手の台頭を願う気持ちと完全に矛盾することを書いているのは承知している。要はバランス、ちょうど良いバランスだ。鬼は常にとても強く、それを桃太郎が一か月に一回くらいやっつける。そのくらいのバランスがちょうど良いのではないか?
…などと焼酎(黒霧島)の力を借りて熱を吹いてみたが今後どうなるか。アースモンダミンカップが終わったあたりでこの答え合わせをしてみようと思う。