2023年 第32戦 富士通レディース
【初日】帯同応援デー
6月のニチレイ以来、今季2度目。
空は晴れ、風はさわやか。
気合が入りすぎて7時に着いてしまった。
今日のお目当ては12組。もちろん菊地絵理香先輩である。
勝負服はコレ↓に、ハット。
ハットかぁ、キャップがいいのに……。
ともかく、9:30ティーオフ。
4番まで手堅くパーでまとめるも、5番でボギー先行になる。今日は生命線のショットの縦距離が合わない。9番もボギーとして、+2でハーフターン。
同じ組の岩井明愛も得意のPar.5で2つのボギーを叩くなど、いつもの明愛はどこへ行ったのか。菊地と同様に+2でバックナインへ。
そんな中、スタートから5連続バーディを叩き出したのが神谷そらだ。さすがに5連続のときにはコースがどよめいた。飛距離はもちろん書くまでもないが、切るようなパットがズバスバと決まっていく。-10は出そう、と誰もが予想し後半戦へ。
私も支給いただいたお弁当をお茶で流し込み、すぐにコースへ戻る。
中央の売店を覗くと、岩井姉妹がテーブルを挟んで仲良くランチをしていた。組は違うのに本当に仲良しなんだな。
さて後半が始まった。
お、心の声が届いたのか。絵理香先輩、ハットからキャップへチェンジ。よし、これでスコアが上向くであろうと確信。
まず、岩井明愛が10番Par.5でいきなりバーディ、さらに12番でもゲットしてスコアをEVENに戻す。
神谷そらも攻撃の手を緩めない。明愛と同じく10番でバーディを奪うと、15番でも3オン1パットで見事にバーディ。残り3ホール、これでToday -10が見えてきた。
後半開始からアゲアゲの2人に対して、今イチ調子の上がらない菊地絵理香12番で3オン2パットのボギーがきてしまった。この時点で87位T。予選通過に黄信号が灯る。
結局、明愛はこの後ボギーを2つ、神谷は18番、魔のバンカーに入れてしまいダボ。それぞれ68位T、5位Tとした。菊地はその後パーを重ねて粘ったが、+3は79位T。明日は厳しい2日目となる。
しかし菊地絵理香、3パットが一度もないのに+3、いかにパーオンしなかったかの表れだ。こんなにショットが乱れたことあったっけ?という印象の日だった。新しい何かを試していた日だったのかな?明日のカットラインはEVEN以上、収穫のある土曜日になりますように。
※追記
「パーオンしなかったという印象」と書いたが、イメージだけで書いてはいかんと思い検証。
• 先週までのパーオン率=68.36
• 本日=61.11(11/18)
うん、やはり今日は悪かったんだな。
しかし、それ以外の多くのスタッツもそれほど高くない菊地絵理香選手がなぜたびたび優勝争いに加わってくるのか(や、ニトリは優勝してますよ!)、その答えは先日の「女子オープン最終日」に書いてある。
他初日の上位陣はこちら。
プレビューで書いた川﨑春花がぐいっときました。この試合でMRランキング1ページ目に復帰できるよう応援しよう。岩井姉妹は今回は千怜の番か。
また、稲見萌寧の復活優勝も待ち遠しいし、今週来週と欠場する申ジエとの差を詰めておきたい山下美夢有も首位と2打差にピタリと付けている。
明日もまた、熱い戦いを。
【2日目】
櫻井心那が爆発。その他の選手たちも、今日のピンポジは一体どうなってるんだ?という感じのバーディ祭りだった。
明日の決勝は、櫻井心那と川﨑春花の親友対決をぜひ観てみたい。今の川﨑に果たして最終日に追う力があるのか。だが、追う背中が櫻井のなら話が違ってくるだろう。
最後に菊地絵理香選手。+3からの予選通過、お見事でした。現地行くなら今日だったなぁ。
【最終日】
たいへん残念ながら、最終日は荒天のため競技中止となってしまった。そのため、2日目終了時点で首位だった櫻井心那が今季4勝目。10代で4勝は宮里藍、畑岡奈紗に続いて3人目だそう。それは快挙であり祝福の気持ちでいっぱいなのだが、昨日も書いた通り今日は櫻井、川﨑春花の勝負が見たかった。セカンドカットを爆上げして13時スタートとかはダメでしたか?
菊地絵理香選手は28位T、最終日は1打も打たずに700クラブを後にした。リコーまであと6試合。