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地獄です
昨夜シード権のことを書いたが、地獄のQT行きについては書くのを控えておいた。しかし、金田久美子がそれについて話していたのでリンクを貼っておく。
堀琴音は達観しているような雰囲気だ。本人も言っているように「よくここまで持ってこられた」と思う。明日からのエリエール、トップ10フィニッシュあり得る。
QTとはシードに関する最後のレギュレーション、たいへん簡単に乱暴に言うなら「来年試合出たい人のラストチャンス」な競技会だ。シーズン通して戦い続けて、気持ちも身体も疲弊しきっている12月のアタマに、72Hで行われる正真正銘ガチバトル。ここで30位までに入ることができれば、来季前半戦のほぼすべての試合に出る見込みが立つというものだ。蜘蛛の糸にぶら下がれるのは実質30人程度、そこに入れなかった選手は推薦やウェイティングなど、かなり限定された試合数で結果を残さないと、いつまでも血の池の底を這いまわることになる。つまり、レギュラーシーズン中に55位までに入れれば、まずは地獄行きが回避されるのだ。
当たり前だが金田久美子を始め、すべての選手たちは相応以上の努力をしている。その努力に比例する結果が訪れないことがままあるのがプロアスリートの宿命だ。崖から這い上がってくる選手の数より、底で悩みうごめく選手たちの数が多いという事実に改めて目を向ける時、ツアーで常に上位で戦っている選手たちのその凄まじいチカラに、私たちはもっともっと驚く必要があると思うのだが。
“最期”の試合が、明日開幕する。
※地獄の話だったので、最後にかわいいを貼って中和することにする。
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