お子さまランチの温度
こどものこゝろを忘れない。
そんな大層なものはなくとも、お子さまランチが好きだ。
お子さまランチの歴史を遡れば、それは
人の世むなし、銀閣寺が銀ではないことに怒り狂った応仁の乱のさ中であったか、いや銀閣寺は応仁の乱のあとだった。それとも愚痴無知のソクラテスの頃にあったのかは知らない。
大層ではないそれが、大人になったいまは大層である。
然れどお子さまランチ。
わたしは、お子さまランチが好きなんだ。
何(仕事)はさておき、お子さまランチに明け暮れた日々があった。
駄々をこねて、レストランのシェフを困らせたことも多々善きかな。兎も角と作ってみた日々も善きかな。
死ぬまでには、お子さまランチ選手権を開催したい。
そろそろ、
お子さまランチが必要だ。