3月1日。千葉市
バイク乗りだった友人と、伊良湖岬をツーリングしていた。それは、彼女が最期に走った道。高台の鐘をふたりで鳴らすと、彼女はわたしの頭をひと撫でし光りへと吸い込まれていった。相変わらずの心配性だ。
軒先で干からびてる鉢植えには、もう命はなくて、それすら思い出せない渇いた土に何となし穴を拵えてみたら、そりゃ何となし、何かいれたくなるのも性で、見渡したそこらの池に浮かんでた金魚を植えてみた。水を遣ろか遣るまいか、通りすがりの猫に聞いたらさ、猫が水遣りしてくれるって云うもんだから
毎日、お弁当作ってもらえるひとになりたい。