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幸せとは何かのはなし



暑くて半袖なのに
夏は終わってしまったんだなと
思わせる匂いがしますね


秋の風に吹かれていると
ふと、気付くことがある


お金がもう少しあれば幸せなのに
パートナーがもう少しこうなら幸せなのに
ついそう思う事はある


でもわたしは幸せに
条件はないと思ってる


不自由しないお金があっても
何の問題もない家族がいても
愛するパートナーがいても
分かち合う友人が居ても
順調な仕事があっても


妙に自分の居場所がないような
心細い孤独を抱える人はいる


逆にそれらを何も持っていなくても


道に咲く春や、吹く風に秋を感じて
幸せを感じる人もいる


幸せになるのに必要なのは条件ではなく
幸せに気付ける心の余裕だと思う


わたしはそれを


吹く 秋の風に教えてもらった
(ような気がしている)


だからなのか、秋の風を感じると


幸せと感じれる心の余裕はあるのかと
問われている気がして


狭量だった自分を恥じる


少し心をゆるくして
過ごそうと立ち止まれる


秋の風は気付かせてくれる


そのままでわたしは幸せだと


少し落ち着こうと


幸せになるのに条件は必要ない


だから抱えているもので
幸せを測る必要もない


秋はわたしに  考えるな  と
気付きをくれる


前に進まなくてもいいし
何かをプラスに捉える必要もないし


そうできない自分を責める必要もない


秋の風に気づけていますか??
空が高くなった事に気付けていますか??


そう秋の風に問われると


それまで考えていた事は
幸せを測るパーツではなかったと
手放せる


なんだか今日の風は秋めいていて幸せだな
と思える心の余裕がある


それが幸せなんじゃないかなと思う


幸せはシンプルだ
そうあった方が幸せでいられる


お前みたいな底辺の幸せはごめんだね


そう思うのもいいと思うし
幸せの定義なんて無いと思う


高級な家、完璧なパートナー、豪華なご飯
美しい自分、リッチな旅行、お金
周りが羨ましいと思う生活


欲求を満たせないと幸せになれない


そう思っててもいいと思う


でもわたしは、


欲求や心の飢えを満たす事が
幸せだと思う事は


不幸だと感じてしまう


お腹が空いて
お腹いっぱいご飯を食べても
翌日、またお腹が空くように


欲求や飢えは次々と湧いてくるから


欲求を満たす事に執着していると


幸せだと思える心の余裕が
ないような気がして


不幸だと感じてしまう


風の匂いで空の色で
幸せだと感じる


あたりまえの小さな幸せに気付ける
心の余裕がある


幸せとは幸せだと感れること


なんとなく
わたしはそう思う。

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