いよいよコロナ(オミクロン)第六波が襲来。 あなたはどう対処する?
TONOZUKAです。
2022年1月6の時点で、沖縄が大変な事になっている。
沖縄県 新型コロナ 6日の感染確認 過去最多980人前後の見通し
そして、山口県でも。
【速報】山口県内、過去最多181人感染 うち81人が岩国市 6日新型コロナ
この2県は米軍基地があるので、その影響も大きいであろうが、しかし感染率がデルタの数倍である為、既に相当数の市中感染が予想される。
もちろん東京都や大阪府も例外ではない。
東京都 新型コロナ 新たに641人感染確認 前週比約10倍
大阪府 コロナ 新たに505人感染確認 500人超は去年9月23日以来
さすが、従来株の数倍〜数十倍の感染力を持つ「オミクロン株」の感染スピードは尋常では無い。
新型コロナウイルス「オミクロン株」の特徴について【感染力・症状・重症化】
また日本では全くと言っていいほど検査が行なわれていない為、政府発表よりも遥か多くの感染者が既にいると考えられる。
そう思うと、日本の感染者数も末恐ろしい数になっているのであろう。
そんな中、東京都の知事は、相変わらず呑気な発言をしている。
東京の感染者、オミクロン株の疑いは4割超 増加率「経験ない水準」
ちなみにアメリカでは既に「とんでもない事態」となっている。
アメリカ 一日の感染者100万人超 オミクロン株拡大か
そんな中、どうやらオミクロン株は重症化率が低い、という発表もあるらしいが、WHOも今回のオミクロン株について半ば諦め気味のように思える。。
WHO責任者 オミクロン株 他の変異ウイルスより重症化リスク低
オミクロン株は重症化率は低いらしいという話もあるが、しかし感染率が数倍〜数十倍という事を考えると、かなりの数の重症者が出る可能性があると思われる。
またここで今一度、「重症」の定義を思い出して欲しい。
要するに「エクモ」を装着し、生死をさまよっている状態が「重症」なのであって、我々がイメージする重症は「軽症〜中等症」に過ぎない。
要するにオミクロン株でも我々のイメージする重症にはなる、ということである。
要するに「オミクロン株は軽症で済む可能性がある」という事は「体調が悪くて寝込んだり、入院する可能性がある」という事なのだろう。
そして、これは以前このブログでも取り上げたが、コロナに感染すると、相当な割合で後遺症が出てしまう、ということ。
およそ感染者の半数が後遺症がある訳だから、これは従来の風邪とは大きく異なる。
なおかつ1年近く後遺症に悩まされる事も多いようだ。
コロナ感染者の48%に後遺症、嗅覚障害など 世田谷区が大規模調査
後遺症年長者ほど長く コロナ120日経過 40~80代で4割超 世田谷区調査
そして、ここが怖いのだが、たとえ「無症状感染」であったとしても約3割の人が後遺症に悩まされる、ということである。
無症状者でも3割がコロナ後遺症 世田谷区調査
これも以前のブログで「ワクチンをうってもそれに対抗したウィルスが出てきて、結局「いたちごっこ」になるだけであり、根本的には何の解決にもならない」と書いてきたが、結局今回のオミクロンは同じ事が起こっている。
要するに感染に限って言えば、オミクロン株にはワクチンは全く意味がない、ということになる。
オミクロン株への感染防御能力は ワクチン効果が大幅低下の実験結果
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211228b.html
東京都 オミクロン株感染者 約7割はワクチン2回接種済み
そして、こちらもかなり厄介な状況である。
新型コロナ、体内に数カ月滞留か? 後遺症と関連探る
「コロナは単なる風邪」という人もいるらしいが、この後遺症だけでも明らかに従来の風邪とは異なるのではないかと個人的には思っている。
また「ワクチンを打てば大丈夫」という意見については、個人的には世間を間違った方向に誘導しかねないと思っている。
例えば「インフルエンザのワクチンを打ったからといって、インフルエンザは絶滅しない」ということ。
同じく、結局コロナのワクチンを打ったとしても、コロナは絶滅などしないのである。
逆に、人間が鎧を用意すればする程、コロナもそれに対抗して強くなる、という事を忘れてはならない。
(これらの事については、コロナが見つかった当初から何度もこのブログで書いてきたが、政府の対応はほぼ真逆の方向に進んでいる。結局は既得権益のいうがまま、なすがまま、という事なのだろう)
そして、コロナ感染予防の初動については、水際対策が全く機能していない日本。そして全ての対応が後手後手の日本政府を考えると、「我が身は自分で守る」意識が必要なのかもしれない。