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凡人を「速読者」にするたったひとつの方法
世の中には、数字力やプレゼン力など、ビジネスの総合力を高めるための書籍は多数ある。しかし、あなたは購入した本の中に、「眼力」に関する記述を目にしたことはあるだろうか。
「眼力」とは、一言でいうと「見続ける力」のことを指す。集中力を切らさず、視線を途切れさせない力のことだ。
100分の3秒の「途切れ」
私達の目は同じものをずっと見続けることは出来ない。一見、同じものを見続けているようでも、実は「視線の集中→視線の途切れ」を繰り返しているに過ぎない。
例えば本を読む時、視線を止めたり、飛ばしたりして文字を追っている。目が止まることをフィクセイション(固定)、飛ばすのをサッケード(急速性の眼球運動)と呼ぶ。
文字を読み取るのは視線を固定するフィクセイションの時であり、サッケードの時は集中が途切れている。サッケード・サプレッションと呼ばれる途切れの瞬間は、僅か100分の3秒程度の出来事であり、集中の途切れを認識することが出来ない。本の読み飛ばしが起こる原因がサッケード・サプレッションなのだ。
眼力向上トレーニング
眼力を高めるには、まずはこの途切れを消さなければいけない。
そこで、眼力を開発するためのシンプルなトレーニングを紹介しよう。日常の集中力が強化され、視力の改善にも繋がる。
①椅子に座る
②A4の用紙の真ん中に、直径5ミリ程度の黒い丸をひとつ描く。その髪を眼のたかの所で壁に貼り、黒い丸を見つめる。
③黒い丸に焦点を合わせて見つめ続ける
注意点として、
雑念が浮かぶ⋯集中が途切れた状態にある。意識を切り替えて、ぼんやり眺めないように集中する。
瞬きは出来るだけ減らす⋯これも集中が途切れる原因となる。極力、回数を押さえる
3分を目指す⋯トレーニングを毎日続け、瞬きをせず3分間、見続けられるようになれば合格だ。
おわりに
本日は眼力を高めるトレーニングを紹介させてもらった。このトレーニングには集中力が上がるだけでなく、読書スピードを上げる効果もある。3分の壁を超えられるように継続しよう。
この記事が、あなたの悩みのひとつを解決する導火線に火を点けることを、心から祈っている。
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おうさまのひとりごと
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速読は科学的に解析されており、トレーニング方法も確立されています。
短時間で何度も読む=理解度が上がる。など、速読のメリットは多く、生産性も向上します。
シンプルですが、効果絶大なトレーニングとなっています。
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