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もう段取りで失敗しない。ゴールを明確にするテクニックをご紹介【過去の人気記事再掲】
はじめに
仕事は毎日同じことを繰り返すばかりではない。時として、身の丈を超えた大きな仕事、複雑な仕事が舞い込むこともある。
そういったとき、あなたはまず段取りを付けるはずだ。だがその前に、仕事のゴールを明確、具体的に設定する必要がある。
ゴールがあいまいな指示を受けた場合
質問をして、ゴールを明らかにしなければならない。事柄を具体的かつ詳細に設定するテクニックには、以下のようなものが考えられる。
1.6W3日による方法
2.対概念を使う方法
3.How?の繰り返しによる方法
4.何のために?による方法
最もポピュラーなのが6w3h法だ。これを基本として、他の方法も組み合わせてみる。
6W3Hによる方法
次の点から検討する。
① What?(何を) 具体的内容など
② When?(いつ)実施時期、締め切り、納期、スケジュールなど
③ Where?(どこで)場所、媒体、市場、会場など
④ Who?(誰が) 担当部署、実施主体、 プロジェクトメンバーなど
⑤ Whom?(誰に)ターゲット、訴求対象、 実施対象など
⑥ Why?(なぜ) 主旨、目的、理由、期待効果など
⑦ HOW?(どのように) 具体的施策、方法、手段など
⑧ HOW much?(いくら)予算、経費、価格など
⑨ HOW many?(いくつ)人数、数量、回数など
6w3hで得た情報をもとに、やるべき作業をリストアップしよう。
まずはリストアップから
ではいよいよ段取りをつけてみよう。
ある仕事の段取りをつけるには、その仕事に必要な作業を、思いつく限り全て洗い出すことだ。
例えば、一週間の仕事を段取るには、その週にすべきことを全てリストアップする。これは比較的容易だ。しかし、報告書作成、会議の開催、企画立案などのボリュームのある仕事について、週単位、あるいは月単位の作業にまで細分化、具体化していくのは容易ではない。
しかし、尻込みする必要もない。一日の段取りでも、スケールの大きな仕事の段取りでも、段取りの手順や方法は共通しているからだ。
その第一歩になるものが、仕事を構成する作業に分解してリストアップすることなのだ。
締め
本日は、段取りを付ける前にまずやるべきゴール設定について紹介させてもらった。段取りのやり方が共通しているのなら、安心して仕事に挑める筈だ。
この記事が、あなたの悩みを解決する導火線に火を点けることを、心から祈っている。
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