やよい軒の好きなところ
先週のこと、YouTubeの広告にやよい軒が現れた。
「150円引き!アプリ登録で。」
私、やよい軒の存在は知っていたが、店に入ったことはなかった。
なになに、しょうが焼き定食が490円、唐揚げ定食が540円、こりゃ好物ばかり、ということで早速アプリをインストールして登録してみた。この広告、威力あったよね、広告というより内容、150円引きというのがインパクトあったんだろうけど。
早速、月曜日のランチ、最寄りのやよい軒に行ってみた。最新型の自動販売機、使い方が分からず手間取ったが、左上にQRコード読み取りがあり、簡単だった。まずは生姜焼き定食を頼んでみた。お一人さんのお客が多いのか席は比較的ゆったり、満席だったため3分ほど待って着席。おしんこうがあった、これはいいね。「ごはん取りに席を立つ時はマスク付けてください」、おお、ごはんもおかわりできるのね、なかなか良い。
これが490円で食べられるなんて、150円引きに感謝しつつ、お味噌汁、野菜、冷奴の順で箸を付け、いよいよ生姜焼きの豚とごはんを口にほおばる。そりゃ美味しいよね、うん、美味い。ごはんを一杯おかわり、米がぼとぼと落ちてくるマシーンにビックリしながら二杯のごはんと生姜焼きをあっという間に完食。実に優雅なお昼ごはん。そして、それから毎日のように、やよい軒に通うように。
さて、このようにやよい軒にハマったわけだが、私がやよい軒の気に入ったところはいくつかある。まずゆったりしている。他のチェーン店や食事処と比べても、全く急かさせれている感じがない、これ重要。二つ目は野菜。ちゃんとドレッシングがかかっていてボリュームもまずまずある。三つ目はお新香、しょっぱくなく食べやすい。四つ目はごはんおかわりOK、いちいち店員さんにお願いしなくてもいいのも良い。
そして、一番好きなところは、「ごはんの美味しさ」。米が美味い。私は常々、チェーンの飲食店、特に牛丼屋さんの定食の米のおいしさに不満があった。牛丼やカレーなら米のうまさは気にならないのだが、定食でご飯を単独で食べるとなるとけっこう厳しい。米の旨み、味を感じられないのだ。だからおかわり自由とか大盛りサービスとかあっても利用したことがない。食べても味わいなく単に腹を満たすだけになってしまうので。
ところが、やよい軒でご飯を食べた時に「この米は味がある」と感じた。私の味覚は大したことないので、人によって感じ方は違うかもしれない。もし、古米であれば炊き方なのか、何か工夫しているだろうし、新米なら分かるが原価は高くなる。ひょっとするとサンフランシスコの米かな?とも考えたりしたが、まあどうでもいい。ということで、150円引きが終わったとしても、多少頻度は減るが通い続けるんじゃないかな、やよい軒。定食屋さんはご飯が大事。私はね。