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NO MUSIC, NO LIFE
友達と電話で話していて、コピーの話になったのだ。
「おいしい生活」みたいなコピー、時代をも表しているようなコピー。
果たして2020年にも生まれるんだろうかねーって話していた。
「WITH コロナ」なんて言葉が一人勝ちなんて、嫌だね~~って意見が一致する。
「そういえば俺、NO MUSIC, NO LIFEってコピー好きなんだ。うまいよなあ」
友人が、そう言う。
「ああ、私、最近 「NO YOGURT, NO LIFE」ってTシャツ手に入れて、気に入ってるんだ~。」
「どこのだよ、それ。」
「チチヤスヨーグルト」
「ハハハハ。」
「自分で変えて作るなら、何になるだろうね。」
「NO 免疫力, NO LIFE」
「やだな~~それ。」
「ハハハ。そうだなあ・・・なんだろう。
NO MONEY, NO LIFE。」
「いや、そりゃそうだろうけども!・・・さっきからなんか、ギスギスしてるよ、キミ。」
「ハハハ。そういうお前は?」
「う~~ん・・・好きなものは沢山あるけどさー。
NO LIFE って言いきるには、帯に短したすきに長しだなあ~。」
「・・・あ!思いついた!!」
「何よ」
「NO ワイフ, NO LIFE」
「はいはい。御馳走様。」
「いや、実はさ~、俺、家の事全然判ってなくてさー。
いっつもあいつに任せてしまってるもんで。
で、昨日、国勢調査をネットでやろうとしててさ。
で、うちの父や母の誕生日とか、最終学歴とか、え?なんだったっけ??ってなってたら、うちの奴が、すらすらすらーって。びっくりしたわ。
そんで、ああ、俺はこいつに守られてるなあ~~って。」
「ダメじゃん!!!w」
「そういや、一緒になる時、「俺がお前を一生守る」とか言っていたんだよなあ。」
「何をしみじみと。・・・判った。
あんたは、間違いなく「NO ワイフ, NO LIFE」だわ。」
「あいつには言うなよ。」
「「NO 告げ口, NO LIFE?」」
「うん。NO LIFE。」