ラヴ・レター(チャプター1序章)
遠距離やっていた頃、まだ携帯なんてこんな状態じゃなかった頃。
付き合っていた相手が毎日手紙をくれた。
決して文系って訳でもないし、むしろその辺ぶっ壊れていた相手だったけど。
家族に反対されていたから、その手紙を破って捨てられていたこともある。だけど、時には日に3通。
最終的に、1年間の内に、その手紙の山は、段ボールに2箱程になった。
別れてからも捨てられなかった。
いつも最初にkazoo、ちゃんと食べているかって書かれていた。
実家にいるんだから食ってるよ。そう思いながらい