時と砂
砂漠が時の蓄積であったならば、彼はいつか天地を返すのだろうか。
人類の文化繁栄をただ時間の目安としていたならば、彼は何を待っているのだろうか。
私は目を閉じて砂漠の一粒を想像する。
熱、風、闇。
私は机上に砂時計を転がす。
向こうに落ちて割れた。
時間を切り取る落下の速度。
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砂漠が時の蓄積であったならば、彼はいつか天地を返すのだろうか。
人類の文化繁栄をただ時間の目安としていたならば、彼は何を待っているのだろうか。
私は目を閉じて砂漠の一粒を想像する。
熱、風、闇。
私は机上に砂時計を転がす。
向こうに落ちて割れた。
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