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「GUNHED」!こんなメカニックなキットが作ってみたかった~制作記②電飾加工編
noteの世界のみなさま、ご無沙汰しております。還暦にリーチがかかったオヤジモデラー・きんぐじょーです。
さて、組み立てやディテール加工を中心にご紹介した前回の記事に続いて、今回は「電飾」加工作業を中心に、続きをご紹介したいと思います。今回の「GUNHED」への電飾、私的にはやや難易度を上げて「内部電源を組み込んでみる」ことにもチャレンジすることにしました。「行き当たりばったり」の電飾加工作業の顛末、ご一読ください。
「どこを点灯させる?」を考える
今回の「GUNHED」、電飾したいなと考えた場所は当初は少なかったのですが、組み立ての最中や、WEB上にある作例などを参考にするうちに、増えてしまいました。
最初は、「ヘッド」部の機銃についたクリアパーツのライト部、その機銃と肩のミサイルポッド・キャノンにある「レーザーポインター」らしき部分、胸部のライト、アンテナ部のセンサーくらいかなと考えていました。
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「ここも、ここも」とLEDを仕込み…
ところが、組み立てを進めるうちに、両アームの「手」にもある「センサー」的な部分やら、「前足」先端にあるライト、「後輪」部分にあるテールライト等々、次々「点灯させたい」部分が増えていき…。
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とにかく「LED仕込んじゃえ」と、ドリルで開口してはLEDを埋め込む、あるいはLEDから光ファイバーを伸ばす、といった作業を進めました。いつものように行き当たりばったり、ひとまずLEDを仕込んでしまいます。配線なんかは後で考えることにします。まったくの後先考えず…ですね。
スプリングで〝エネルギーパイプ〟に
ここまで、諸々画像で紹介してきた中でお気づきかと思いますが、LEDのコードの取り回しには、ディテールアップパーツの「細いスプリング」を多用しています。
というのも、この「GUNHED」、タンクモード⇔スタンディングモードに変形することが楽しめるようになっている関係で、ボディやら足回りやらに可動部が多いためか、LEDのコードを取り回すための内部スペースが少ないんです。
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さらに、最終的に「脚」「腕」などをポリキャップではめる形になるので、こうした可動部分の中にあらかじめコードを仕込むのはかなり困難。
作業を進める中で、「どうすべかな?」と悩んでいたところに、アンテナ先端のセンサーのLEDを仕込むときに使った「細いスプリングの中にコードを通す」で解決してしまうことを思いつきました。
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①「腕・足」部にそれぞれ仕込んだLEDのコードをスプリングに通す②ボディにはドリルでコードを通す穴を開口③腕・足を組みつけるときに、スプリングに通したコードをボディに差し込んで、最終的にはボディ内部で集約してしまう-で乗り切ることにしました。
可動範囲も考慮しつつ、それぞれのスプリングの長さを調瞬間接着剤で瞬間接着剤で固定していく-といった作業はなかなかに面倒でしたが、「各部が不気味に点灯するGUNHED」の姿を想像しつつ、作業を進めました。
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映画の「設定」とは異なるスタイルに変更・改造してしまうわけですが、「まあ、『GUNHED-Oyaji-Special.Ver』っていう設定にしておくということで」と。
ただ、こうした作業で、機体のあちこちにスプリングの〝エネルギーパイプ〟というディテールが追加され、さらに「情報量」が増えることになりました。見た目的にも「メカ感」「雰囲気」が増したように思います(※個人の感想です)。
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さて、こうして「点灯」各部へのLED仕込みは終了。ところどころで、点灯テストもしつつ、次はボディ内部に引き込んだそれぞれのLEDコードをまとめたり、ハンダ付けしたり、さらに電源への配線などをちゃんと考える段階に進むのですが、この後も、いろいろ面倒な情況が生じまして。冒頭に書いた「内部電源を組み込む」ことも含め、なかなかに大変な作業に…。
◇ ◇ ◇
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今回の記事はここまでになります。もう少し制作の様子をご紹介したいのですが、月末を迎えて公私諸々忙しいこともあり…読んでいただきありがとうございました。
次回の記事、できるだけ早い公開を目指したいと思います。では、また。