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ロボ宙が店(もとい自身のレーベルと同名の博物館兼基地)をオープン

そう言えば。
我々脱線3のリーダーロボ宙が店を開いた。
店と言うとロボ宙は「店かな~」と言う、どちらかと言うと博物館とか資料館に近い、もう少し言うと本人の運営するレーベルでもある「omiyage」にちなんだ店名と言う事からベースキャンプ的な役割もあるかと思う、その辺は店に行ってご本人に伺ってもらいたい、必ず面白い返答がもらえる。

「omiyage」店内

オープニングパーティー自体は15日にあったが、こちらに先駆けて1週間ほど前に店内を見せてもらった&どんな物があるかをチェックした。

もしかするとオープニングパーティーに行かれて見せてもらった方もいるかもだが、この上なく懐かしく、そしてもう大阪(いや私は神戸出身なので関西と言うべきか)に帰ってしまいたいと感じる様な逸品がかなり揃っている。

その中でも特にフライヤーがやばい。

フライヤーとはイベントや芝居のチラシの事を指すのだが、ロボ宙は90年代のイベント中心に物凄い量のアーカイブを有している。
アーカイブと書くと、しっかりデータ化されてPC等で観覧できる様にしているとのかと思うかも知れないが…我々のリーダーはそんな小賢しい事はしない、ロボ宙の店のレコード箱の下にはそんなフライヤーの類や雑誌の切り抜きが貼られた分厚いスクラップブックがズシリと何冊もある。

以前彼が大阪芸術大学生だった頃、芸大近隣の4畳半か6畳?一間の寮に住んでいた。
寮と言うともしかすると今は綺麗なワンルーム等を想像するかも知れないが、当時の寮は完全に木造で砂壁、いわゆる蛸部屋さながらの様相で、その床に万年床が敷しかれ、ビデオテープやカセットテープ、レコードや雑誌、様々な衣装やカツラ(当時ロボ宙は秘密結社Qと言うお笑いユニットを組んでいた)が雑然と置かれていた。

そんな部屋の床を囲う砂壁全面に、自身が出演したイベントのフライヤーや、見に行った芝居のフライヤーが、まるで山奥にひっそりたたずむ曰くつきの神社の壁面に貼られるお札さながらびっしりと貼られていた様に思う。

一度、掃除する際空気の入れ替えで窓を開けたら「ビラビラビラビラッ!」と壁全面のフライヤーがなびき「お前は誰だ!何者になろうとしている!」と言わんばかりに音を立てて何かを訴えて来たのを覚えている。

 一部だけだが店内と合わせてこちらにも掲載させてもらうが、実際に店に足を運んで説明を受けて観覧して欲しい。


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