【姿勢解説】あなたの足がいつまでも細くならない理由

足が太い理由は本当に「むくみ」だけですか？

足が太くなる大きな理由の一つに「足のむくみ」があります。

ですが足が太くなる原因は何も足のむくみだけではありません。

むしろ足のむくみはひとつの結果であり、足がむくんでいる原因を対処しなければマッサージをしたり、リンパを流したりしてもすぐに戻ってしまうことが多いです。

あなたがもし、

・脚、特にふくらはぎが最近太くなってきている気がする
・最近足が疲れすくてよくむくむ
・エステに通ってもむくみが取れない

などの悩みがあるのであれば
もしかしたら、それは履物や姿勢の影響で起きているかもしれません。

今回は主にふくらはぎが太くなってしまう要因について、
姿勢の観点から詳しく解説していきます。

この記事を読むと以下のことがわかります

・履物と姿勢の関係から、足が太くなる理由足が疲れやすくなる理由がわかる
・姿勢の観点から足に対する効果的なケアの方法がわかる

足が太くなる原因はずばり骨盤の傾きにあり

ふくらはぎが太くなりやすい人の姿勢の特徴には大きく
2つのパターンがあります。

それぞれのパターンで足の太くなりやすい原因が若干異なっているので、
あなたの姿勢がどちらのパターンなのかを理解することが重要です。

共通している点としては、どちらの場合においてもふくらはぎの筋肉を過剰に
使用している状態であることが多いです。

姿勢の2つのパターン

姿勢では骨盤が前傾、もしくは後傾に傾いていると、
姿勢を保とうとして足の筋肉を使用するようになります。

骨盤前傾の場合

骨盤が前傾していると、同時に骨盤は後ろに引けやすくなります。
これは骨盤が前傾することで重心が前に傾くため、重心の位置をもとに戻そうと身体が反応するためです。

爪先が下に倒れる方向に動くため、ふくらはぎの筋肉は短くなり過剰に力が入りやすい状態や血流が滞りやすくなります。

さらにこのような骨盤の動きに対して、身体は全身でバランスを取ろうと動き、
足首ではスネの筋肉に力をいれて、重心の位置を一定に保とうとします。

この状態が長期間続くことで、スネの筋肉が疲労し筋肉が固まってくることで、
足が太くなる原因となります。

骨盤後傾の場合

反対に骨盤が後傾すると、骨盤は同時に前に出やすくなります。
重心が後ろに傾くことを骨盤を前に突き出すことで、
バランスを取ろうとするためです。

この場合は足のふくらはぎの筋肉を使って重心を後ろに戻そうとします。

このような姿勢が長期的に続くことでふくらはぎの筋肉が疲労し、筋肉が固まることで足が太くなったり、浮腫みやすくなったりする要因になります。

足を細くするために骨盤をまっすぐ立たせるようにしよう

姿勢による影響で足が太くなっている人の場合、解決方法としては骨盤をまっすぐに立ててよい姿勢になることが必要です。

今回も骨盤をまっすぐ立たせるためのケア方法を紹介します。

骨盤をまっすぐに立たせるためには、
「股関節」がよく動くことが重要になります。

股関節の動きは骨盤の傾きの方向に関わらず重要なので、
まず始めに取り入れていただきたい種目です。

股関節を全体的に動かしながらケアする方法を紹介します。

姿勢は床に座った状態で、両方の膝を立てておきましょう。

その姿勢から、左右どちらかに身体を捻りながら、膝を倒していきます。

倒した方のお尻の骨（坐骨）に体重がかかっている感じがするかを
確認しながら行います。

その姿勢が取れたら、そのまま身体を左右前後どこでもいいので揺すりながら身体のどこが固まっているのかをご自身で確認してみましょう。

硬いところが有れば、その部分を伸ばしたり、
緩めたりするように身体を動かします。

痛みなく気持ちいいと感じられるところまでやることがコツです。

しばらくしたら反対側も同じようにやってみましょう。

目安は長くても片方1分程度したら、一度交代して、
同じ部分を一度にやりすぎないようにしましょう。

最後に

今回は、足が疲れやすかったり、太くなりやすい理由を解説しました。

足のむくみの要因は、この他にも栄養や水分摂取の状況、骨格の問題、内科疾患の影響など様々です。

数ある原因の中の一つとして、今回の内容を参考に、見た目も美しく、健康的な足になってください！