「得意なこと」を増やす2種類の方法
僕は、得意なことを活かして生きていきたいと思っていろいろとチャレンジしています。
少し「得意なこと」という言葉の解像度が上がってきたので、まとめてみます。
「得意なこと」の正体は、できること+自信
まず皆さんに質問します。
「得意なことなんですか?」
考えてみてください。
「歌うのが得意」
「サッカーが得意」
「パソコンが得意」
「まとめるのが得意」
…
では、なぜそれを得意と自覚しているのでしょうか?
これだけ上手いから得意だ
これだけ練習したから得意だ
これだけ長いこと関わってきたから得意だ
こういう時に活躍できたから得意だ
というように、なにか事実があると思います。
そこに対して満足感を感じて、得意だと思うわけです。
辞書で調べるとこう書かれています。
得意:最も手なれていて自信があり、じょうずであること。また、そのさま。得手
つまり、自分のできることに自信を持つことが得意だと言えそうです。
得意を増やす方法①できること増やす
得意なことを増やすには、
できることを増やす
既にできることに自信を持つ
というアプローチがありそうです。
できることを増やすなら、今できないことをできるようにする必要があります。
できるかな?できないかな?と考える必要はありまぜん。
自転車を練習する前にそんなことを考えていても仕方ないように、何事もやってみて失敗して改善して、の繰り返しでできるようになります。
何をやるか選んでやるだけです。
転んでも致命的な事故にならないように、安全な場所で、膝当てを付けて、失敗しましょう。
いつかできるようになるはずです。
得意を増やす方法②既にできることに自信を持つ
できることに自信を持つことで得意になると説明しましたが、例え自転車に乗れるようになったところで「自転車乗るのが得意!」と言えるでしょうか。
そう言えるのは本当に上手い人か小学生かのどちらかですよね。
なぜ得意と言えないかというと、みんな同じように自転車に乗れるからです。
小学生や自転車のプロならみんな同じように自転車に乗れるとは限らないから、得意と言えます。
つまり、自分がどれだけできるかよりも
「他人と比べてどうか」の方が自信に必要な要素のようです。
そう言われると、「他人に比べて優れていることなんて」となってしまいますが、実はみんな優れています。
気が付いたら行動してる人
気が付いたら解決策を考えてる人
気が付いたら一つのことに没頭している人
気が付いたらあちこちに手を付けている人
気が付いたらリスクを考えてる人
気が付いたら誰かと仲良くなっている人
そういった自分にとっての当たり前が、誰かにとっては当たり前ではないことであり、ありえないくらいすごい能力に見えるのです。
なので、他人を使って自分の当たり前を見つけましょう。
他人に「自分の長所」を言ってもらう
大したことないのに褒められたことを思い出す
他人に対してイラッとすることは何か思い出す(それは自分にとって当たり前だから思うこと)
ここで浮かぶことは他人にはない能力です。
もっと優れている人もいるかもしれませんが、誰かにとってはありえないくらい凄いことです。
その能力を使って誰かを手助けするととても感謝されると思います。
不得意なことも強みのひとつ
最後に、得意の反対、「不得意」も強みであることを付け加えます。
不得意だから、他人の得意を見つけられる
不得意だから、他人の得意を活かせる
不得意なことは他人が輝く場所を作り出せます。
得意な人には持っていない最強のアンテナなのです。
不得意なことこそ他人を褒めて、
不得意なことこそ他人の手を借りましょう。
そして感謝しましょう。
それは、得意な人には絶対に出来ないことです。
まとめ
得意なこととは
「自分のできることに自信を持ったこと」
のことです。
できることを増やすには、まずやってみましょう。
今できるか出来ないかは全く関係ありません。
広い公園で膝当てをして自転車を練習するように、致命的な失敗だけ避けてたくさんトライアンドエラーを繰り返しましょう。
いつかできるようになるはずです。
既ににできることに自信を持つには他人と比べましょう。
他人に「自分の長所」を言ってもらう
大したことないのに褒められたことを思い出す
他人に対してイラッとすることは何か思い出す(それは自分にとって当たり前だから思うこと)
こうすることで、自分にとって当たり前のことが他人にとってすごいことなのだと自覚できると思います。
見つけた得意で他人を手助けすれば、自信に繋がります。
逆に不得意なことも、強みのひとつです。
不得意なことこそ他人を褒めて、
不得意なことこそ他人の手を借りて、
感謝しましょう。
得意な人には絶対に出来ないことです。
それらを踏まえて「得意なことを活かして生きる」を言い換えると、「出来ることに自信を持って生きる」とも言えるし、「自分の癖が有効にはたらくように生きる」とも言えると思いました。
どちらにしても、誰かの得意なことと誰かの不得意なことを歯車のように噛み合わせて、お互いにハッピーな関係を築けたら最高ですね。
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