ミラーマスク(2005)
サーカス一家に生まれた少女へレナは、ある晩、光と闇と二つの国が微妙なバランスを保つ、不思議な世界と迷い込んでしまった。そこで、彼女は自分とそっくりな闇の王女のせいで、光の国を治める白の女王が深い眠りにつき、世界が闇の影に飲み込まれつつあることを知る。白の女王を目覚めさせ、光と闇のバランスを取り戻さねば、ヘレナも現実の世界には戻れない。いま、幻のミラーマスクを探す旅が始まる・・・。 公式サイト
ジム・ヘンソンカンパニーが魅せる夢のファンタジー!
ラビリンスやダーククリスタルを手掛けたジム・ヘンソンカンパニーの作品。
あの感じの作品が好きな方には楽しめると思います。私はとっても大好きな作品です。
ダークファンタジー系で「オズの魔法使い」「不思議の国のアリス」っぽい流れのお話です。
ヘレナの広がっていく世界観、そのイメージが可愛らしいファンタジーとはちょっと違っていてサーカス団という怪しげで不思議な異世界を反映させてる感じもいいですし、映像がパキッとしてない感じも夢の中のような印象で好きです。
眠りにつく白の女王。
彼女を目覚めさせる為に旅に出るヘレナ。
ヘレナについていく謎の仮面の男バレンタイン。
この世界ではみんなマスクをつけてる、でないと感情が分からないからと。
猫みたいな人面の何か、スフィンクスとも言われていたけど、とにかく可愛くない。
鳥みたいな何か。青いクチバシがマルコム。あとはみんなボブ!
一体何の生き物か分からないのがいっぱい出てくるし、夢の中のような支離滅裂さで話は進んでいきますが、キモかわいいが溢れています。
この場面は凄く素敵です。
「イカゲーム」でも凄惨な場面でfly me to the moonが流れていましたが、正反対の印象が不思議と合っているのですよね。
ポテチにチョコみたいな感じなのかなーと思いつつ。
ハチャメチャな世界でヘレナは何を見つけるのか?