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たくさんの人から同じ質問をされるときに読んでください

みなさんは、たくさんの人から同じ質問をされた経験はありませんか?
会う人のほとんどが同じ質問をするので、答えるのもくたびれてしまいますよね。

そんなときにどうするか? というのが今日の記事です。

結論

私が考える結論を先に話してしまいます。

私は何度でも丁寧に回答します。


よく見るケース

私がよく見るのは答えをどこかに掲載して、そこに誘導するケース。

有名人がファンの人から同じ質問を繰り返しされて、何回も同じことを言うのが面倒になって、ホームページやYoutubeに答えを掲載して、質問されたら「Youtubeで答えていますのでそちらを見てください」と答えるのがこのケースです。

こうすることでアクセス数も稼げるし、答える手間も省けるし、一石二鳥というつもりなのでしょう。

質問者の立場で考えてたらどうだろう?

でもこの回答を質問者の立場で考えたらどうですか?

誠意が感じられませんよね?

だって、有名人が有名人の立場で自分の都合だけを考えて答えているんですから。

ファンにとってはそれがはじめてのコミュニケーションかもしれないのに、ひどいですよね。

Twitterの場合はもっとひどい

先日、Twitterで見たのが「過去に答えているから、そのツイートを参照して下さい」という回答です。

たくさんの人から同じ質問をされてひとりひとり返すのが大変なのはよくわかります。でも、こういう一言で終わりにするのではなく、せめてその回答のツイートを引用するとかして、わかりやすくすべきだと私は思います。

回答を得るためにどこまで遡ればよいのでしょうか?
「あなたのすべてを知ってから質問をしろ」ということでしょうか?

そこまでしないとあなたのツイートに返信する資格がないとでも思っているのでしょうか?

一期一会の精神

たくさんの人から同じ質問を受けたとしても、質問者が違えばそれらはすべてはじめての質問です。

はじめて聞くのに「Youtube見て」という答えが帰ってきたら、質問者は「勉強不足ですみません」と思うはずですし、「もう質問するのはやめよう」となると思いませんか?

同じ人が何度も何度も同じ質問をしてくるのであれば「Youtube見て」でもいいと思いますけど、違う人なら毎回丁寧に回答すべきだと私は思います。

なぜこう考えるのか?

舞台が一期一会だからです。

舞台の多くはリピーターさんによって支えられています。
リピーターさんは、同じ舞台を何度も何度も見てくれます。

リピーターさんの心理がわからない人は「台本は同じだから、何度見ても同じじゃない?」と思うかもしれません。

でも、舞台というのは毎回何かが違うのです。
最初から最後までまったく同じという舞台はありません。

それは俳優たちが1公演1公演を大切にしているからです。

どの俳優も「自分たちはこの演目を何回も上演しているけど、はじめて見るお客様もいるわけだから、毎回新鮮な気持ちで演じよう」という気持ちで舞台に立っています。

最後に

その回答はあなたにとって何回も答えた回答かもしれません。
でも、質問者にとっては初めて聞く回答です。

一期一会の精神を忘れずに、毎回丁寧に回答すれば自然とファンは増えてゆくのではないでしょうか。


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