褒められる敬語
今日のテーマも敬語です
会社員時代にあるあるだった(^q^)
誤った敬語や
お客様がものすごく喜んでくださる
鉄板の敬語をご紹介します‼
まずは誤用から…
*「ご拝読ください」
”見てください”の尊敬語のように
思えますが
おがむ(拝)という字が
付いていることから
「拝読」は謙譲語です
「ご」を付けても残念ながら
尊敬語としては使えません
こういう時は
「ご覧ください」「ご確認ください」
あたりの表現が良いと思います
「拝」が使われている謙譲語には
「拝読」の他にも
「拝見」「拝聴」「拝察」など
たくさんあります
使い方に迷った時は
「拝」は「自分の行動に使う」
と思い出していただけたら
と存じます
*お客様が申されました通り~
こちらも「申す」が謙譲語のため
お客様や上司などには
使えない表現です
「お客様がおっしゃいました通り~」
を使うと間違いないと思います
もし「おっしゃる」という言葉が
とっさに出てこない時は
「お話しくださった」
「ご説明くださった」
あたりで代用できますので
ご安心ください
※ちなみに
「おっしゃられる」という言葉を
よく耳にしますが
尊敬語の「おっしゃる」に
尊敬の意味の助動詞「れる」が付いた
二重敬語になるということで
誤りとされるようです
言葉は移ろっていきますので
いずれ「おっしゃられる」が
市民権を得る時代が
来るかもしれませんが
今は「おっしゃる」を
覚えておけば大丈夫です!
*「いただいてください」
(お客様にお茶をおすすめする時など)
食事の際に「いただきます」と言うのが
習慣の方も多いと思います
それに「~ください」を付けて
丁寧に言っているので
良さそうな気もするのですが
「頂く(いただく)」という言葉が
またもや謙譲語のため
尊敬の意味では使えません( ;∀;)
「お召し上がりください」 が
おすすめです
この「召す」という言葉は汎用性が高く
「食べる」「飲む」「着る」などの
尊敬語としても使えます
お相手と会った時に
「素敵なお洋服をお召しですね」
などと会話を始めていくと
和やかな雰囲気になると思いますので
たくさん使ってくださいね
そして「召す」には
”身体に何かを取り込む”
という意味もあるので
「お風邪を召される」とか
「お年を召される」のように利用できます
これひとつ覚えておくと本当に便利です!
続いて
お客様が特に喜んでくださった
鉄板の敬語をご紹介します
→「賜る(たまわる)」です!!✨
お客様からメールのお返事を
頂きたい時などに
「お忙しい中誠に恐縮ですが
ご連絡賜れましたら幸いです」
というように使っていたのですが
・「賜るなんて生まれて初めて
使ってもらいました✨」
・「大事に扱ってもらえた事を感じて
嬉しかったです✨」などと
ありがたい反響をたくさん頂きました!!
いかがでしたでしょうか?
お節介な内容ではないかと
今になって恐縮していますがm(_ _;)m
ぜひ皆さまにも敬語の力を存分に使って
快適で心地良いコミュニケーションを
楽しんでいただけたら
最高に嬉しいです!✨
本日もご覧くださり
ありがとうございました‼