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ネガティブ ケイパビリティ

皆さまは
ネガティブ ケイパビリティ
 (Negative Capability)

という言葉をご存知ですか?

私はつい最近まで
聞いたこともありませんでした(^_^;)\

この言葉には
『しあわせは食べて寝て待て』という
漫画
を読んでいる時に出合いました

主人公の麦巻さとこが
取引先の青葉さんと

とろろ定食を
食べている時の会話に出てきます↓

青葉:
子どもの頃 手伝わされなかった?
母親が皮をむいた山芋を
父親がおろし金ですって

その後は子どもたちがタレと一緒に
すり鉢でゴリゴリと…

私、会社で嫌なことがあると
これが食べたくなるんだよねー

麦巻:
思い出に癒やされるなんて素敵ですね

青葉:
私ね うっかりミスが多いの (中略)

子どもの頃から
いくら気をつけてもなおらないのよ

しょっちゅうの事だから
後輩に指摘されたり
皆の前で怒られたりすると
もう消えてなくなりたくなってしまって

だから
このとろろの儀式は
癒やしではなくて
もはやネガティブケイパビリティなのよ

麦巻:ネガ…?何ですか?それ

青葉:
医療関係のライターさんが教えてくれたの
自分ではどうにもならない状況を
持ちこたえる能力
のことを
そういうのですって

水凪トリ/『しあわせは食べて寝て待て』より

自分では
どうにもならない状況に陥る事って
私にはよくあります(^_^;)\

子どもの頃から
算数・数学がとにかく苦手で
どうにも克服できませんでしたし
吃音持ちだし

働いていたお客様相談室では
精一杯誠意を込めてクレーム対応しても
ご納得いただけない事もありました

直近では「つわり」も
自分ではどうにもならなかったですね💦

ちょっと考えただけでも
出るわ出るわ(笑)

我ながら
ままならない事だらけです🤣(笑)

でもなぜだか
元気に生きております

そこで
自分がどうやって

このようなままならない状況に
対峙してきたのか
思い返してみることに…

そうすると
自己肯定感」に
行き当たりました

私は両親をはじめ
周囲の人たちから

・苦手な事があるのは当然で
 自分を卑下する必要はない

・苦手な事は他の人にお願いして
 自分の得意な事で人々の役に立てば良い

という価値観を持たせてもらって
生きてきました

とても高い自己肯定感を
醸成してもらった
と思っています

そのため
数字がからっきしダメでも
言葉がうまく出なくても

「私なんて…」と落ち込む事が
あまり無かったんですよね

事実をありのまま
まるっと受け入れて

「じゃあどうする?」と
すぐに気持ちを切り替えられるように
育ててもらったのは

本当にありがたい事だったんだ

と今更ながら気付きました

難渋クレームの時も
つわりの時も
辛くはありましたが

「じゃあどうする?」と
自然と考えている自分が居たんです

そうしたら…
・人事を尽くしたなら天命を待つだけ
・楽に過ごせる方法を調べてみる?
・時間が解決してくれるから落ち着こう

などと
アイディアが湧いてきて
気持ちも前向きになりました(*^^*)

なので
私のネガティブケイパビリティ
(持ちこたえ力)は
自己肯定感が根底にある
のかな
と感じます

これまで
あまり意識してきませんでしたが
生きる上で
とても重要な感覚だと思いました

先日産まれた子どもの自己肯定感も
大切に育んでいきたいです(*^^*)

最後までご覧くださり
ありがとうございました!!✨













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