ずっと仲良しでいてほしい。むーちゃんとまどちゃんを取材しました！
お世話になります。カジヤマシオリです。
世界一友達ができる場所「旅BAR夢port」。
(いつもお世話になっています)
2月某日、そこに来たお客さんに、いきなり「取材させてください！(広島レモン鍋とひきかえに！)」とお願いするイベントをゲリラ開催しました。
今日だけで4名の方に取材できました！#旅BAR夢port まじすごい！！
— カジヤマシオリ/ヨーロッパ大好きトラベルライター/8号車 (@Kindermer) February 12, 2020
事前情報ほぼなしで、頭フル回転させてやる取材。難しいけど楽しかった！
取材に応じてくださった方、ほんまにありがとうございました。明日から頑張って記事にします。。 https://t.co/XU9ouZ0cGS
ご協力いただいた方、誠にありがとうございました！たくさんの人に取材できてハードながら満足な夜でした。
しばらく、その日に取材させていただいた方の記事をつづけて公開することになりそうです。
この夜は、カウンター席にふたりですわっていたふたりの女子への取材からはじまりました。
この春大学を卒業して精神保健福祉士になったまどちゃんと、実家の仕事をつぐことになったむーちゃん。
もともと同じ学校に通っていたふたりは超なかよし！見ているだけで伝わってきました。
旅BAR夢portを訪れたきっかけはネット検索だそうですが、扉をひらいた瞬間、名物店員・たけぞー氏が目に入って「楽しそうなお店！」と思ってくれたんだとか(ホッ)
(Twitterの画像を見てお察しください)
旅BAR夢portを楽しんでくれたふたり。
ふたりとも今年の春という同じタイミングで新しい環境に飛び込むとのことですが、それぞれ360度違う進路を選択したことが判明。
もともとは同じ学校に通っていたのに、なんで違う進路に？と疑問に思ったので、詳しく話を掘り下げてみました。
楽しかった心理系の勉強を活かして、家業をがんばります！
ふたりが通っていた学校は、心理や精神福祉などを勉強する学校。
「卒業おめでとうございます」と声をかけて取材を始めたものの、実は卒業を迎えたのはまどちゃんで、むーちゃんは2年で退学していたことがわかりました。
(事前にしっかり把握できてなくて申し訳ない…)
「カウンセラーとか、臨床心理士とかになりたかったんです。小さいころからずっと夢見ていました。でもいざ学校で精神や福祉の勉強をしてみると、自分にとっては苦手だなあって。精神系の仕事や勉強自体が大変で、うまくいかないことも多くて、すごく葛藤したり、落ち込んだりしました。人を支える側になる私がこんな感じでいいのかなって思ったこともあります。結局、国家資格をとってもためになりそうにないなと思って、私は退学しました」
自分に合わないことなら仕方ないけど、あきらめるのってすごく悔しくてやりきれないはず。小さいころから夢見ていたことならなおさらだと思います。それでもむーちゃんの表情は晴れ晴れとしていました。
「退学後はいちど就職もしたんですが、この春からは家業をつぐことになりました。家業は人材派遣をやっているのですが、働いている人のニーズにあった仕事を探すには話を聞いてよりそうことが大事だと思っていて。学生時代に楽しいと思っていた心理系の勉強が活かせそうな仕事だと思うんです」
小さいころから夢見ていた仕事とは違っても、自分の勉強したことが活かせそう。そう思えれば、勉強したことも無駄じゃない。あきらめたことも前向きにとらえられてるむーちゃんを見れば、新しい環境でも成功できるはずだと思えました。
2つの国家資格の合わせ技で、精神保健福祉士がんばります！
いっぽうのまどちゃんは、熊本から進学を機に名古屋暮らしを始めたそう。在学中に社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を取得し、この春からは熊本の精神科病院で精神保健福祉士として就職が決まっています。ふたつの国家資格を持ってるってすごすぎる。
「就職は精神保健福祉士としてだけど、社会福祉士の資格もあればあわせ技で、支援の必要な人を広い面で支えられるかなあと思っています」
社会福祉士の資格もある精神保健福祉士さん、頼りがいがありそう。まどちゃんが考える精神保健福祉士の仕事は
「完ぺきがないというか、終点がない仕事だなあと思います。病名がいっしょでも、人によって必要な支援は異なるし。実際に支援するのが仕事になると、勉強していたころとはまた違うかもしれないですね…」
病名がいっしょでも必要な支援が人によって異なる仕事では、できる支援の引き出しが多ければ多いほど役に立ちそうですよね。そういった面でもふたつの国家資格を持っているのは強いと思います。
4月になるまでどういう患者さんを支援するのか、どういった人々と働くのかわからないため不安だとも話していたけど、がんばりやさんなまどちゃんなら大丈夫だと思います。
2020年春、新しい環境に飛びこんでいく「必然」
むーちゃんもまどちゃんも、同じ学校で知り合って、同じような将来を思い描いた仲間同士。途中で道は別々になっても、2020年の春という同じタイミングで新たな挑戦をすることになったのは、単なる偶然とは思えないなあと感じました。
ふたりともとっても仲良しでかわいかったなあ…
ふたりはむーちゃんが学校をやめたあとも連絡をとりあって、遊びに行く仲です。マンガやバンドという共通の趣味もあって、話はつきません。
まどちゃんは就職を機に熊本に戻るため、お互い離ればなれになるけれど、
これからも仲良しさんでいてほしい、素敵なふたりでした。
同時にふたりに取材、ってのがなかなかない体験で。難しかった…！精進します。
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