解離性同一症(DID)について
2025年2月現在
※この記事は2024年11月の記事と今(2025年)で記事を分けています。
※人格紹介の記事は人数の変動があるため、載せていません。
※「この身体」=戸籍上の名前/戸籍上の人物のことを指しています。
この記事について
この記事では、この身体が抱えてる「解離性同一症」(以下、DIDと記述)の様相について記載してます。
この記事は「この器で記録・記憶する役割を担っている」人格が綴っています。
DIDについてはnote/YouTube/ブログなどで多くの当事者が概要を述べてくれている為、ここでは記載しません。
この身体の症状のみ書いていきます。
多くの当事者と共通する症状
「健忘」、「人格交代」、「離人感」、「発症要因がある」、「転換」
(発症要因については後述。
※結構多いのでトラウマ要素ある方は注意です。幾つか更新しています。)
転換はこの間(2025年1月末)から出始め、一昨日に大規模な転換症状が出ました。
・身体が動かなくなる。
・立てなくなる。
・立てたと思ったら椅子を支えにしないと立てなかった。
・ひらがなしか読めなくなる。漢字・仮名・カタカナ混じりの文が読めなくなる。
・ PCのポインター(↑)が眼で追えなくなる。
・蛍光灯とPC画面で眼がちかちかして反射的に閉じる。
多くの罹患者と違うところ
(※「多くの罹患者」と書いてますが、X(SNS)で解離性同一性障害と書いてあるアカウント達を「罹患者」とカウントさせてください。)
・交代人格同士で生活をしている。
・交代人格個人で我を通してしまうなど、派手な交代はない。
・この身体の障害特性(自閉スペクトラム症、ADHD、双極症2型、トラウマ症状)/体質・気質(霊媒、HSP、サイキック、エンパス)に引っ張られやすい人格が多い。
・日常生活においての記憶共有は可能。
・声によるやり取りは可能。(独り言に近い形になる。)
・互いの人格の認識は難しい~認識可能を行ったり来たりしている。(セルフイメージはあります。)
・人格交代をしても、日常生活に支障が出ない範囲で「同一性」を維持できる。(要は性格とか個性の範疇内で「一人の人っぽく」演じられる。)
→場合によっては「この器の一部/性自認(両性/ジェンダーフルイド)に含めることもできる。
・この器(戸籍上の人物)自体に霊能力、サイキック能力が備わっているため、自然と霊媒体質(憑依体質)になりやすい。(憑依人格が棲みかになりやすいので、憑依人格がいることもある。)
・基本人格(解離を発症する前の人格)/主人格(この器の情報に適応して常に生活する人格)と呼ばれる立場の人格がいない。
・解離・人格発生⇔統合を繰り返しているため、人格の数に変動がある。
・統合⇔解離により、交代人格の面々が変わる。
・この器の名前を「基本人格」だと思い込んで生活をしていた「別人格」が多くいた。(この器が成人するまでは90人前後いた。)
・交代人格の情報など物理的な記録が殆ど廃棄されてる中、日常生活を送れていること。
特異な点が多いため、多くのDID当事者と一線を引いているのが現状です。
この器(戸籍上の人物)について
30歳/女性
自認している性別
両性(Xジェンダー)
既往症(当時の診断名です。)
自閉スペクトラム症…神経発達症(発達障害)
双極症2型
解離性同一性障害
月経前不快気分障害
体質・気質
HSP
サイキック
エンパス
霊媒
大学卒業後、発達障害の症状により職を転々とする。
現在は休職中。(そのまま自然退職)
2025年度から就労移行支援事業所に通所予定。
解離性障害を使わない形で説明してみたらこうなる。
性別不合(性別違和)
ジェンダーフルイド
(流動的な性自認)
恋愛形態・性的指向
グレー。
恋愛や性愛が理解しづらい/認識が遅い/理解が難しいタイプのセクシャリティ。
性別違和について書いた呟き
解離性同一性障害の側面でいったら当事者的には多面性ではなく、多重性になる。
— Ray (@kindcreator0) October 31, 2024
実際、俺は端から見たら「Ray」の「多面性」になる(Xジェンダーにも当てはまる)けど、疾患的なもので見たら解離による人格交代(「多重性」)の症状になる。
俺個人も、人格として「多面性」はあると思っている。 https://t.co/NnWsN3NHOk
診断から今まで
DIDと診断された時期は2018年。(口頭診断のみ。)
初診で「軽症」と判断された為、長らく治療がされないまま過ごす。
交代人格一同、この器が持っている発達障害/双極性障害(2型)/月経前不快気分症候群の症状に振り回される生活を送る。
環境を変えようと決意し、2021年頃から一年半ほど一人暮らしをする。
初めての一人暮らし、生活は徐々に崩壊へ向かう。
2022年梅雨に大規模な「自然統合」が起こってから、生活悪化が更に酷くなる。
2022年秋、5年近く世話になった精神科から転院する。
発達障害/双極性障害で治療をしていくが、服薬の度に過敏反応を示し続ける。
2022年秋~年末、トラブルが積み重なりほぼ瀕死に近い状態で実家に戻る選択をする。
2023年1月から2023年8月頃まで、実親から当時服用していた処方薬(向精神薬)を全て取り上げられ、強制断薬を経験。
同時期に、生活史を含め全健忘に陥る。
(一過性なのかは不明。
当時のメモは何とか残っていたが明らかに「解離が再発した」した描写が多い。
この時点でトラウマ治療など、何かしらの治療を行えれば良かったがそれすらも許されない環境下+非現実的なことが連続して続いた為、解離症状が常態化、慢性的な健忘状態に陥った。)
2023年1月から2024年11月にかけて以下のことが発覚。
・発症時期(推定 2003年)から代々に渡り解離⇔統合を繰り返してきた、交代人格同士で生活している期間が殆ど。
・代々、生活していた者(交代人格)は基本人格or主人格だと思い込んでいたまま生活し、自然統合されていった。
(各年代毎に解離していた人格が「戸籍上の本名」を「自分の名前」と思い込んで生活を送っていた。)
※過去に関わってくれていた方々に知られたくないのはこれが要因。
・2022年~2023年の出来事で基本人格/主人格とされてる者は行方知れずなこと。
・定期的に自然統合が起き、人格の人数に増減がある。
・基本人格らしき意識が少し覚醒しかけている。
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2023年8月末頃から再度、服薬治療を再開。
2024年6月に医師の処方のもと、減薬を開始。
2024年9月から別機関でカウンセリング治療を受けているが、2024年12月で無期限休止することになった。
※カウンセリングの予定が合わないことが多く続いています。解離やトラウマの治療も受けられておらず、そのこと自体がこの器にとって大きなストレス源になっている為です。
慢性的なトラブルは続いているものの、急性期的な類いはほぼ脱している。
人格の情報
5人~6人。(2025年2月現在 )
交代時は人格の気質を問わず、性別違和がある状態です。
(特に男性人格は顕著。)
男女比は、5:5
思い当たる要因
(解離の発症要因と思われる事柄。(別人格が生まれた要因として思い当たる事柄)
・神経発達症(ASD)による特性反応(小学校中学年~/2003年~)
・周囲への過剰適応、不適応(ASD特性、HSP気質) (小学校高学年~/2005年~)
・人間関係(家族内・学生生活・社会人生活・SNS上/2005年~)
受けた出来事。
・虐め(小学~中学生時代 /2005年~2009年)
・学級崩壊(小学生時代 /2005年~2006年)
・障害のアウティング(中学時代/2009年)
・実家の機能不全に伴う、家庭不和
(小学高学年~/2005年~)
2024年前半まで回復の兆しがありましたが2024年11月になって急に悪化し、少しずつ家族崩壊が始まりました。化けの皮が剥がれる如く、機能不全家族であることが露呈してきています。水面下では一触即発状態です。
現在、実家を出るために金銭面も含めて交代人格同士で動いています。)
※恐らく母親が罹患している自律神経失調症の症状・老年期による特徴・母親自身のACの特性、「発達障害があるこの器」に対して“カサンドラ症候群”による症状が一気に出ているのかと思います。
(自律神経失調症の治療については医師が信用ならないという理由で母親本人は治療を「自分に合わない」という呈で拒絶・拒否をしています。本人は症状と共存しているらしいです。)
・性被害(男性セラピストから) (社会人4年目/2021年)
・金銭トラブル/元彼から精神DVを受けた中、コロナ罹患により精神崩壊。未遂寸前の精神状態(社会人5年目/2022年)
・祖母の急逝(社会人6年目/2023年)
・職場環境(社会人7年目/2024年)
→上記のことを代々「別人格」同士で対処してきました。
特異な点も多いですが、DIDにもこういうことがあるのかと知っていただけたら幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。