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留学条件その1:お酒が好きだということ



「アイルランドに対するステレオタイプはいろいろあるけれど、お酒をめっちゃ飲むってことだけは本当だよ!」


留学前、アイルランド人の友達に留学にいくことを伝えたら、そう言われました。

お酒に強くなって帰ってくるわ!と周りの人によく言っていたものです。


実際に来てみて、それが本当だということはすぐに分かりました。他のヨーロッパの大学でもあるところはあると思いますが、大学内にバーがあり、平日から学生がたくさん集まり、夜12時近くまで賑わっています。


She took Jamie as a chaser, Jack for the fun
ジェイミーをチェイサーにして、ジャック・ダニエルを頼み                                              She got Arthur on the table with Johnny riding a shotgun
テーブルではアーサーを、ジョニーをショットで一緒に飲む                                                                                                                                                          - Ed Sheeran "Galway Girl"

アイルランドのゴールウェイという街を舞台にした、エドシーランの曲です。ジェイミーとジャック、ジョニーはウィスキーのことを指し、アーサーはアイルランドのソウルフードならぬソウルドリンク、ギネスビールのことを指しているようです。この歌詞からもアイリッシュがよっぽどお酒好きということが感じとれるのではないでしょうか。

曲は知っている人多いと思いますが、MV見るべき。

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そんなアイルランドのダブリンシティ大学(DCU)に、僕は留学しています。

アイルランドはイギリスの西に位置していて、ダブリンはその首都です。

分かりやすい特徴をいくつかあげると、


・お酒が有名、そしてたくさん飲む

・主食はじゃがいも

・独特なアイリッシュアクセントの英語

・天気が変わりやすく、雨が多い


分かりやすいものではこんな感じ。


お酒に関しては、前述したので省略しますが、アイルランドのバーではビールの種類がとても多いです。日本ではビールが苦手、お酒が苦手という人も、こちらにきて新しいお酒に挑戦してみてほしいです。

また、お酒だけではなくて、ティーの文化もあるので、お昼過ぎのカフェは人がいっぱいです。街中を歩いていても、カフェをたくさん見つけることができます。もちろん、夜はそれ以上にバーがたくさん見つかります。

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主食はじゃがいもで、大学内のレストランに行っても、もりもりのマッシュじゃがいもを食べることができます。日本人は、基本的に自炊をしているので、主食はパスタになることが多いです。今の所、お米を食べなくても生きていけています(留学1ヶ月時点)が、ラーメンを見ると恋しくなるので、Instagramのストーリーでラーメンだけブロックする機能が欲しいです。

もちろん、ダブリン市内にもいくつかの日本食レストランがあり、そこでラーメンを食べることができます。しかし、アイルランド人に聞いても、日本のラーメンとは全然違うよ!と言われます。なので、未だ挑戦していませんが、今後食べた際には、このnoteの記事で紹介します。



- 英語について -

アイリッシュアクセントが英語圏への留学を考えている人にとって、少しハードルになるかもしれませんが、実際、アクセントは人によって個人差があります。

DCUの学生の中でも、出身地によって、アイリッシュアクセントが強い人もいれば、全くそうでない人もいます。また、他の国から正規生として、大学に来ている人も多いので、大学内で話すときにアイリッシュアクセントが強くで聞き取りづらいなと思う相手は、今までの感じだと2割くらいです。

それよりも、話すスピードがめちゃくちゃ早いことの方が僕にとっては苦しいです…。


(アイリッシュの友達が教えてくれた、英語とは思えない言葉を話すおじいちゃん)


しかし、大学の先生はやはり綺麗な英語で話そうと心がけている人が多く、全く心配はいらないと思います。

英語圏に留学したいと思っている人は、イギリスやアメリカ、オーストラリアももちろん魅力的ですが、決める前に一度、アイルランドも候補に入れてみてはいかがでしょうか。


- 気候について -

天気の変わりやすさについては、他のブログなどでも言われている通りです。北陸のような雨の多い街に住んでいて、雨に慣れている人にとってはなんてことないと思います。

また、日本のような土砂降りの雨は滅多になく、シャワーのような、スプレーのような雨が多いのに加えて、風が強いので、あまり傘はさしません。


いつもはどうしても嫌われがちな雨ですが、そのおかげで、家の中でじっくりと考えを巡らせたり、人々と会話を楽しんだり、音楽を生み出したりする。雨の多い街には、その自然に寄り添った文化が発展していきます。

僕はこのアイルランドの気候が好きです。


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どこからともなく聴こえてくる音楽、ゆっくりと感じられる時間の流れ、親しみやすい人々。アイルランドが僕にとっての留学先として、最善の選択肢なのかなとも思います。一年近くもいると、もっとこの国のことがわかってくると思うので、まだ断定はしませんが。


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アイルランドに関する一つ目の記事だったので、うわべだけをなぞってnoteにしたまでですが、アイルランドのことが少しだけイメージしやすくなっていれば嬉しいです。


この記事のタイトルはアイルランドの1つの側面でしかありません。

ネットで調べればたくさん情報は出てきますが、住んでみなければわからないことは、ネットの世界の何倍も存在しています。そんな現地から伝えられる、街の空気感やその時の感情をダイレクトに日本にいる皆さんにお届けできたらいいなというのが、このnoteへの一参加者としてのやりたいことです。

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天気の良い日も結構あります。

今後はもっと深掘りして書いていきます。


あつや