春眠暁を覚えず
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
やはり朝活は大事だと思います。脳がすっきりしているうちにnoteを書けば、駄文も少しは読める文章に変わるのです。これ、本当です。
まあ日頃の鍛錬も必要ですが、仕事から帰宅し飯を喰らったあとで、「ヨシ!noteを書いて今日も収益化を図るぞ!」といっても、すでに12時間以上脳を酷使していれば、脳が同じ反応をするとは限りません。
「フッ…今から文章を書くだとぅ? 飯を喰らってさらに一杯ひっかけたって言うのに? 無理だネ! 明日にしようや。先寝るぞ」
って、脳は先に寝てしまうので、中々言葉がおりてこず、「嗚呼…文章を書くのって難しい。やめようかな? ウエハースでも食べようかな?」となってしまうのです。
よって僕は今、こうしてnoteを書いているのであります。
「し………しまったああああぁ」
僕は一人部屋で叫び声を上げました。そして両手で頭を抱えます。
「どうりで調子が出ないと思った。齢を重ねるってイヤだね」
僕は椅子から立ち上がると、パラパラを踊りはじめました。
そうです。駄文を少しでも向上させる為に、僕は毎朝パラパラを踊ってからnoteを書いているのです。その方が脳を刺激して良き言葉がおりてくるのです。
パラパラを踊りながら、僕は部屋の掛け時計を見ました。
「嗚呼…もうこんな時間か。春眠暁を覚えずとはまさに名文であったか…」
そうです。確かに朝活は実施しておりますが、今の季節、本当に眠りこけてしまうのです。全てはこの言葉、『春眠暁を覚えず』につきます。
今朝もいつも通りに起きましたが、眠気が取れなくてしばしの間、ぼーっとしていたのが致命傷となりました。あと10分で家を出なくてはなりません。
パラパラを踊るのをやめた僕は、急いで厠に駆け込みました。
要を足している時も、気を抜くと瞼が落ちてきます。良き季節なのは嬉しいこと、うれぴーことではありますが、朝活を継続するにはこの『春眠暁を覚えず』が当面の敵と言えるでしょう。
「ぢゃあ、どうすればいいの? 逆にこの季節は朝活をやめようか?」
そんな言葉が僕の耳に届きました。
答えは当然、NO! 断じてNO!
逆にっていう言葉が僕はあまり好きではないのですが、では逆にお答えしようと思います。
逆に今の起床時間より15分早く目覚まし時計をセットするのです。そして二度目のアラームが鳴る時が、いつもの起床時間です。
そうです、二度寝をすることでスッキリと目覚めることができるのです。
さらに『よく寝た感』がいつも以上に得した気分となるので、朝からとても気分が良いのです。
それを僕は失念しておりました。これは経験済みなので、みなさんにも共有できると思い書かせて頂きました。
厠から出た僕は、急いで身支度を整え、家を出ました。
「うん。気持ちがいい。爽やかすぎる朝じゃん!」
晴天の下、無風状態の春の朝に感激しながら、僕は庭で野良猫をモフモフすると、パラパラを踊ります。腕の振りもタップもすこぶる調子が良いです。
だけど通り過ぎる人たちが皆、この世の終わりのような表情で僕をガン見して通り過ぎて行くので、僕は踊るのをやめると車に乗り込みました。
それでは行って参ります!
みなさんも行ってらっしゃい!
【了】
https://note.com/kind_willet742/n/n279caad02bb7
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