本を読んで大爆笑!
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
過日。読書をしていると、ごくたまに面白過ぎて大爆笑をしてしまう時がある。それは突然やってくるので予想ができない。不意を突かれるからこそ、大爆笑をしてしまうのだと思うのです。
残念ながら本のタイトルと著者名は忘れましたけど、確かこんな感じの内容だったと記憶しております。
時代は昭和。5人家族で3姉妹に焦点を当てたお話である。
ある日、リビングでは3姉妹が遅めのおやつを手に取ったところだった。そのおやつは、お母さんが一生懸命に節約・工夫して作ったクッキー。
大黒柱のお父さんが仕事から帰宅。
「おかえりなさーい」
3姉妹が同時に言った。
「あなた。今日もご苦労様でした」
カバンと帽子を渡されたお母さん。文面から亭主関白な家庭であることが読み取れます。
するとお父さんが言いました。
「明日の仕事が休みになった。桜満開の季節だ。明日は家族全員でピクニックに行こうじゃないか」
すると3姉妹の表情が、一気にほころんだ。
「ほんとうに?」
「やったあー」
「わーい。わーい」
大いに声を上げた3姉妹は嬉しさのあまり、持っていたクッキーを天井に向かって投げたのです。万歳をしたのであります!
う、嘘でしょ?
お母さんが大切に丹精込めて作った、あの節約・工夫クッキーを、明日ピクニックに行くというお父さんの言葉一つで、天井に向かって放り投げたのですョ。
これ、マジです。これ、ガチです。
もうネ、僕は大爆笑ですョ。だって今までの人生の中で、クッキーを天井に向かって放り投げた方が、どれだけいらっしゃいますか?
ってか、普通ならその場でクッキーをテーブルに置くなり、食べながら喜びません?
それと、放り投げたクッキーは天井にぶつかって割れたのか、それとも天井にはぶつからずにキャッチできたのか、はたまたキャッチに失敗してクッキーがテーブルや床に落下して割れたのか、そこが書いてないのです。
でも3姉妹の性格を考慮すると、おそらくですが放り投げたクッキーは天井にはぶつからず、ちゃんと両手でキャッチしたと思われます。
仮に僕がお父さんだったら、「コラッ! 食べ物を投げるな。お母さん、ちゃんと教育をしないと駄目だョ!」って怒り心頭になりますけどネ。
だけどネ、実はネ、『お父さんも一緒に両手を挙げて喜びました』と書いてあるのですョ!!! もうたまりませんよネ。僕は大大大爆笑ですョ。
いずれにしても素晴らしい5人家族であり、喜ぶシーンにインパクトを残したくて、著者の方はクッキーを放り投げるという行為に走ったのだと思います。
流石は一流作家さん。場末のkindle作家には到底真似できません。だからこそ、大爆笑をしたのだと思います。
以上、僕が大爆笑をした本の内容でした。
これだから読書はやめられませんよネ。
今度僕も、クッキーを天井に向かって放り投げてみようと思います☆彡
【了】
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