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小説を書いたら痩せるの?

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

「嗚呼…68.5キロ。現状維持だな。さあ原稿を書こう」

翌日。朝から快晴だけど、11月の軽井沢は日中でも冷える。

「嗚呼…明日締め切りなのに終わらない。どうーしよ。えーん。わーん」

なんて言いながら狼狽していた若き日の場末のkindle作家。小説の新人賞に応募し結果を残さなければ未来への道は開かれない。にも関わらず、推敲作業中にどえらいミスを発見。修正していくと、今度はあっちが、今度はこっちがで、中々進まないのであります。

「もう~なんでここに蛸が出てくるんだョ。烏賊だろ!」
「嗚呼…駄目だ。時間が無い。雀と猿の戦いはカットしよう」

だってそらそうですョ。400字詰め原稿用紙およそ380枚の長編小説なのですから。時刻は23時45分。もう午前様です。アーメン!

結果、午前2時に就寝。午前5時に起きて再開。

11時30分。緑茶を飲みながらペヤングを食す。

そして16時15分。

「お、終わった。終わったゾ。やったね。うれぴー。わーい。わーい。さあ、あとはメールを送信しておしまいだ。では、ポチッ。はい終了~」

何とか締め切りに間に合いました。マジでガチで疲れました。

「ではお疲れさんってことで、飲みに行きましょう。でもその前に入浴をして、汗を流してスッキリしようではないか」

僕は脱衣所で尻を左右に振りながらマッパになりました。そして体重計に乗りました。現在は無職で日がな一日原稿を書いては書物を読み漁るのみ。筋肉は衰え、ぷよぷよの脂肪が付着している中年男性。ほいで健康面が心配とのことで、毎日体重測定を行っているのであります。

「う、嘘だろ…65.5キロ………3キロも瘦せている。わーい。わーい」


僕は体重計からおりると、マッパの状態で盆踊りを踊ってしまいました。

確かにこの2日間、朝から晩まで原稿を書き続けました。食した物と言えば、昼に食べたペヤング。そして昨日の夕飯時に拵えたカレーライス大盛りと鶏卵のスープを喰らいました。あとはひたすら脳が回転するように『ルマンド』を食べたのみ。

それで3キロ痩せるとはネ。

それで調子に乗った僕は、このあと居酒屋で大酒と大飯を喰らいました。
翌日、脱衣所にて体重測定をするも68.4キロ。一晩で2.9キロも戻ってしまいました。まさに阿保です。猿です。狸です。河童です。ボラ以下です。


なんて記憶が蘇ってきましたので、今回はこのような記事を書かせて頂きました。

まあ僕の経験上、小説を書いて痩せることは十分可能です。1日中頭を酷使しているわけですから。プロの作家さんなんて1日で5キロも痩せた方がおられると、斥候からの報告を受けたこともございました。

でもネ、最低でも1日2食はちゃんと食べて、お天道様を浴びて、運動をして、愛する家族と会話をして、お風呂に浸かって、柔軟体操をして、パラパラを踊ってから眠るのが、一番の健康法だと僕は思うのです。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


外は晴天なり。お天道様と戯れてきます☆彡



【了】



ポケットにエッセイを!!!
秋の夜長に有料マガジンは如何でしょうか(^-^)












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