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たぬき蕎麦
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
僕は蕎麦の中でも『たぬき蕎麦』が一番好きです。あの天かすが大好きなのであります。天かす最高。ちなみに天かすを投入して食べる料理は以下の通りです。
うどん、焼きそば、お好み焼き、お味噌汁、野菜炒め、握り飯。
中でもお蕎麦の中に投入されている天かすこそ、ナンバーワンです。関西方面でうどんを食べれば無料で天かすがついてきますし、某チェーン店のうどんも同様です。葱と同様に無料で入れ放題です。
僕が家で天かすを拵える時は、必ず青のりと桜エビを混ぜてから揚げるのです。さすればとても風味豊かな天かすに仕上がります。
ぜひこの青のり&桜エビの天かすを入れたお蕎麦を食べたいのですが、そこはやはり『かき揚げ』という王道があるので、天かすが日の目を見ることはまだまだ先なのかも知れません。
過日。チンラを食べに行った。外は強風で寒い。気温も6度しかない。僕は愛車に乗りながらラーメン屋を目指すも駐車場が一杯だったので、お蕎麦屋さんに行った。
奥のテーブル席の椅子を手前に引くと同時に、「あたたかいたぬき蕎麦をください」と言った。大慌てで店員さんがあたたかいそば茶を持ってきてくれた。
5分後、久方ぶりのたぬき蕎麦とご対面です。
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「手と手を合わせて仕合わせ………ぢゃなくて、いただきまあすぅ」
まずはお出汁から。うん。うん。美味しい。マジで美味しいですワ。温まるぅ………。ついでお蕎麦。10割蕎麦です。ふーふーしてから一気にすすります。「ズルルルッ」美味い。熱い。こちらも美味です。
そしてレンゲを使用し、天かすを救って食べます。
「嗚呼…これだョ。天かすだョ。最高だョ。グリーンだョ」
テンションMaxとなった僕は、支離滅裂状態に陥ってしまいました。
そのあとはもう一気食いです。爆速でたぬき蕎麦を完食しました。隣の席の爺婆夫婦が終始、僕の食いっぷりに見とれておられました。
「どうでしたか僕の食いっぷりは? もしかして奢ってもらえるのかな?」
なんてニヤけながら、僕はそば茶も飲み干し席を立ちました。
「お会計が1080円になります」
この声を聞いた僕は驚いた。そして鼻の穴から洟が垂れた。
た、たぬき蕎麦が1080円。高くない? いくら10割蕎麦と言えでも、あの具材しか使用ぜす、小鉢のお豆腐を考慮しても高いでしょ。天かすだって何も入れずに揚げているだけだし。
「ってか、1100円ぢゃないの? 逆に1080円でいいの? その前に接客用語を直そうよ。だからぁ~『なります』じゃなくて、『ございます』なの! 蛸」
僕は心の中でブチ切れながらも何とかお会計を済ませました。
愛車に乗った僕はエンジンをON!
「あのたぬき蕎麦なら、800円がベターでしょ。でもまあ美味しかったからいいか。ご馳走さん。ご苦労さん!」
このあと、僕は会社へと戻りましたとサ。
【了】
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