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ニンニク最高!

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

「嗚呼…疲れた時こそニンニクだ。ニンニクが全てを回復してくれる。ちょっと臭いがあるのが難点だけど、だからと言って、僕は無臭のニンニクなんて全く興味ないネ! 関係ないネ!」

僕は拵えたお味噌汁のお椀を前に、ニンニクをすりおろしていく………。

「もう………あとちょっとだから。ニンニクさん、滑らないで。最後まですらせて。嗚呼…指をすってしまいそうで怖い。だけどニンニクさんも日々値上り中。ここで諦めては勿体ない。ってか、このくらいで怖がってどうするんだ。しっかりしろ。蛸!」

僕は自分を叱咤し、何とか最後までニンニクをすりおろすことに成功した。

早速、お味噌汁を一口飲みます。

「嗚呼…やっぱりニンニクが入ると味に奥行きが出るネ。これで疲労回復効果もあるのだから、ニンニク様様だワ。うれぴー。わーい。わーい」


翌日の夕飯時。

「今日も飲んだ。寒くなっても、やっぱりルービーは美味しいネ。だけどちょっと物足りない。アテが蛸刺しと烏賊刺しだったからサ。でも今から〆を食べると、メタボ腹がさらに大きくなってしまうし…」

時刻は20時15分。できれば就寝3時間前に夕飯は終わらせたい。だけど23時15分まで起きていられる自信がない。だって僕はもう齢40を超えているのだから。もうアルコール過多で日々前頭葉がやられているのだから。

「うううううううううぅ…悩んでいる時間が勿体ない。食う。僕は食うゾ」

僕は大急ぎでインスタントラーメンを拵えました。

「さあ、ここでニンニクさんの登場でござます。塩ラーメンにニンニクはマストですよネ!」

僕は尻を左右に振りながらルンルン気分でニンニクひとかけをすりおろしました。今回も指をすりそうになる恐怖心に打ち勝った。やるじゃん、場末のkindle作家ョ。あんたはすりおろし名人だ。えへへへッ。

僕はふーふーしたあとで、スープを一口飲んだ。

「嗚呼…マジでガチで美味しい。ニンニクさん、僕は貴方のファンです。昔、ザ・ファンという映画がありました。ロバート・〇・ニーロが狂気的なファンとなってプロ野球選手を追い詰めていくサイコスリラーです。そのくらい僕も貴方のファンです。だけどどうかご安心を。僕は危害なんて加えませんから。逆に加えようもないですしね。グフッ…」

泥酔し、すりおろしたニンニクに話しかけている場末のkindle作家。もう手に負えません。

僕は一度も箸を置くことなく完食しました。勿論、スープもペロリ。飲み干しました。塩分過多だけど致し方ない。このスープを完飲しない方が後悔する。それくらいニンニクさんの仕事ぶりは突出しているのであります。

そして昨夜。
アテはカツオのタタキにしました。

「実は僕、正直そこまでカツオが好きじゃない。2切れも食べれば満足。だけど君がいれば、僕は何切れでも食べることができるんだョ。カルシウム不足を解消し、さらにDHAまで摂取できるんだョ。マジでガチでありがとう。ニンニクさんョ」

ってなわけで、本日も大活躍のニンニクさんでした!

みなさんも料理の友として、ぜひニンニクさんをご活用頂ければと思います。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


ニンニク万歳、万歳、万々歳🙌




【了】



これがkindle出版への近道です(^_-)


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