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早くも試練がやってきた…

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

先日、3度目の禁酒宣言を自身に発令した場末のkindle作家。この5日間、一滴も飲んでおりません。従って、脳もお腹も絶好調です! ジャイアンツの中畑です!

ですが、早くも試練がやってきました。急遽、食事会が行われることになったのであります。

2日前のことです。
僕が社内の廊下を歩いていると、後方から声をかけられました。

「そうだ、TAKAYUKIさん。明後日、食事会になったからサ。なんでも飲み放題付きらしいゾ。やったナ」

かなり生え際が後退している尻口さんから言われたのです。不意を突かれた僕は、ニヤけている尻口さんのデコを右手で『パチン!』と叩いてやりたい衝動に駆られました。

だけど尻口さんは悪くはありません。絶妙に叩いてみたいデコをしているだけで、むしろ情報をくれたので感謝です。悪いのはこの食事会を開催しようとしている主催者。そいつがきっと思い付きで自分の都合だけを優先して開催に踏み切ったのだと推定。

「全く、なんでだョ。どうしてだョ。毎回毎回チャレンジする度にこのような試練が訪れるのだろうか。せめて、1ヶ月後とかにしてよネ」

なんて不貞腐れながらも、僕の右手はスマートフォンをタップ。食事会のお店を調べていたのであります。マジで、ガチで、無意識って怖いです。

「嗚呼…烏賊刺しと蛸のマリネがある。さらに烏賊焼きもあるじゃん!」

僕は嬉しくなって、その場で昇竜拳を発動してしまいました。


しかし、ここでもう一人の自分が呼びかけてきます。


「君はいつも飲み会があるからと、合コンがあるからと、言い訳をして禁酒に失敗してきたけど、それは単に君の意思が弱いからだ。つまり、自分に打ち勝つことができないからなんだョ。わかるかネ?」

もう一人の自分は、たいそうご立腹です。

僕は反論を試みます。

「ですが…素面で食事会や飲み会、合コンに参加するってのは、正直キビシイです。特に僕のような人見知りで、暇があれば畳の縫い目を数えている根暗の僕にとっては、アルコールが緩和剤となるのです。だから………」

「もう結構! ああ言えばこう言うで話にならん。馬鹿者! 兎に角、ここで変わらないと、君は一生変われないぞ。一生、自分に打ち勝つことができず、ずっと自分を憎んで恨んで最終的には自暴自棄になって、朝から一升瓶をラッパ飲みするような、アル中になってしまうんだョ。蛸!」

「別に!………って、若き日の女優さんが舞台あいさつで言ったセリフです。別に、別に僕はそこまでアルコール中毒者ではなく、これから先の人生において………」

「四の五の言うな!」

僕は一喝されてしまいました。絶望します。

僕は頭を左右に振りました。

そして尻も左右に振ってみました。

何も起こりませんでした。

「嗚呼…どうしよう。僕にはとても難しい決断だョ」


そして当日の朝を迎えて、今この記事を書いております。

まだ、迷っております。決断できておりません。

うーん。

あとは食事会の直前、お店に到着した段階で、もしくは個室に入り座った瞬間に決めたいと思います。優柔不断な場末のkindle作家を、どうかお許し頂ければと思います。アーメン!


それではみなさん、今日も行ってらっしゃい!!!




【了】


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