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今週も3連休ですネ

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

「今日を頑張れば、乗り切れば、また三連休じゃん。わーい。わーい!」

僕は部屋で一人、着替えながら小躍りをしてしまいました。結果、Tシャツを反対に着てしまったり、片足を上げた状態で靴下を履こうとするもよろけてしまい、そのまま「おっとっと………」と言いながらテーブルにぶつかってしまいました。

テーブルの上に置いてあった財布、ボールペン、ニベア、ムヒ、目薬、リップクリームが床に転がってしまったのであります。

「これは久方ぶりの醜態。誰にも見られなくて良かった。アーメン!」

僕は気を取り直し着替えを済ませると、姿見の前に移動し、パラパラを踊りました。うん、今日もリズムと手のバランスがgood!

カバンを持つと、消火栓の元がOFFになっていることを確認後、僕は玄関のドアを開けました。太陽が僕を蔑み、湿気が僕の全身にまとわりついてきます。ううぅッ。暑い。熱い。アツイ。あつい。

「蒼天よ…あなたはいつまでギラついておられるのだ。昨日は彼岸の入り。昔から暑さ寒さも彼岸までっていうじゃないですかあ。だからそろそろネ、そろそろギラつくのをやめませんか? タバコ、やめませんか?」

蒼天にお願いしたところで詮無きこと。

だって気候や自然を操るスキルを僕らは持ち合わせていないし、逆に自然界に生かされているのが我々人間なのですから。それでも朝からギラついて僕を蔑んでくる太陽と、グアムみたいな湿気を体感してしまうと、どうしても言わずにはいられなかったのであります。

「ニヤッ」
「うーん。わーん」

野良猫たちが集まってきました。彼らが僕のくるぶしに後頭部をこすりつけてくると、僕の機嫌は瞬時に直りました。

「やあ。おはよう。今日も暑いから木陰を上手に利用して1日を過ごすんだョ。今日は金曜日だから、ちょっと帰りが遅くなるかも。だけどサ、明日からサ、なんと三連休だからサ、大いに遊びましょうネ!」

僕は嬉しさのあまり野良猫たちをモフろうとして失敗。野良猫たちは茂みに隠れてしまいました。

絶望します!

「まあいいサ。明日があるサ。ほいじゃ、留守を頼んだョ」

僕は愛車に乗るとエンジンをON!

パワーウィンドウボタンをON!

シートベルトを締めると、愛車を発進させました。

車内から流れているラジオ、「果たして蛸と烏賊はどちらの方が利口なのか!?」を聞きながら会社へと向かいました。


今日もいい天気~♪




【了】



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