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超高齢化社会を垣間見た

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。
僕は愛してやなまいスーパーマーケットに行った。駐車場に入って車を停めようとすると、目の前の車がモタモタしているので、僕はハザードランプを点灯させて待った。

僕も無事に停車すると、運転席から降りた。先ほどの車から降りて来たのは高齢者の男性だった。無理せずもっと広いところに停めればいいのになんて思ったけど、僕は言わなかった。だってガニ股なんだもん。おまけに痰も吐くしネ。汚い!

「さあ、今日は何を拵えようかな? ケツネうどんにしよか?」
なんてきつねうどんをコテコテの大阪弁で『ケツネうどん』と言ってしまうくらい、僕のテンションは高くなっています。

籠を持って入店すると、辺り一面高齢者ばかりだった。今日は平日の水曜日の午前中。マジでガチで爺さん、婆さんしかいない。僕は改めて超高齢化社会の現実を見た。これはアカン。日本が衰退していくのは否めない。

「ええいッ。余計な事を考えるナ。ササッと買って店を後にすればいい!」

なんて自分に喝を入れた場末のkindle作家。まずは野菜コーナーから、葱、玉ねぎ、豆苗、ミョウガ、椎茸を籠に入れた。椎茸が198円と20円も高い。

ため息をつきながら歩いていると、前方から店員さんと警備員が歩いてきた。そのまま2人はバックヤードへ入って行った。その2人の後ろに背の低いおばあさんがいた。僕はビクッとなった。

これは間違いありません。『かっぱらい』の現行犯逮捕ですネ!


次いで鮮魚コーナーへ行った。
「う、噓だろ………蛸のブツ切りが450円だとぅ? いやいやいや。勘弁してョ」
あれほど安くて美味しかった蛸のブツ切り。つい先日まで380円だった。もう物価高はやめてよネ。こっちは給料があがらない世代なんだからサ。


そして、お肉コーナーに行った時だった。
「お車ナンバー、烏賊222、雀46-39のお客様。お話したいことがございます。サービスカウンターまでお越しくださいませ」とアナウンスが聞こえた。

よくデパートでも聞くこのアナウンス。そもそも「お話したいことって何?」って感じですよネ。まあ今回はおそらくハザードランプが点滅中だとか、駐車不可の場所に停めたのか、その二択だろうと僕は結論づけた。

このあと、僕は豚バラ肉、奴、納豆、ベビーチーズ、烏賊の天婦羅、野沢菜、ルービー、レモンサワー、ドンタコスを籠に入れると、セルフレジにて手際よく支払いまで済ませた。

今日も店員さんが僕のセルフレジ裁きを見て驚愕していた。だから僕は近い将来、このスーパーマーケットから声がかかる日も近いのではと感じている。ひっ。ひっ。ひっ。

外に出ると、まだ太陽が笑っていた。僕は愛車に買い物袋を入れると、エンジンをかけた。反対側の駐車場から出ようとチョロチョロ走行していると、店内に一番近い駐車場で、接触事故が起きていた。

「嗚呼…そうか、先ほどのアナウンスはこれだったのか!」

停車している軽自動車に、斜め後ろから同じく軽自動車が突っ込んでいた。おそらく曲がり切れなかったのか、ハンドル操作を誤ったのか。

必死に首を垂れている、白髪の70代女性。その横ではエプロン姿の店員さんがバインダーに色々と書き留めている。忙しいのに気の毒です。その横にはカートに手をかけた、これまた白髪の70代と思われる女性が、呆気にとられていた。

こうして見ると、お二人ともまだお元気で腰も曲がっていない。だったら、車の止まっていない奥側に停めればいい。わずか10m先。たったの10mじゃん。それにカートを押して歩けば、運動不足だって少しは解消できるのに………。

なんでわざわざ我こそ一番近い場所にこぞって停めたがるのだろうか?

これがあるから僕は逆に奥側に停めているのです。この無駄な時間に巻き込まれるのが嫌だから。だって超高齢化社会ですョ。駐車のみならず、運転中だって、どれだけ高齢者の為にこちらが気を配って運転していることか。

そういう事が理解できない、お年寄りには優しくして当然だ、みたいに感謝の念を持っていない人たちが、このような事象を起こすのだと、僕は再確認しました。『かっぱらい』も然りですョ!


現役世代の皆様、今後も安全運転でお願い致します。


それ以外の皆様、リスクを減らす運転・駐車を心掛けてみませんか?





【了】


ポケットにエッセイを!
どうか、読んでやってくださいませ(^^)/


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