『ベイビーわるきゅーれ』ちさまひはどこへ向かうのか
ハマると分かっていて、無視していた「沼」がある。
2024年9月、テレ東にてドラマ版も放映しているみたいだし、『ベイビーわるきゅーれ』(以降、ベビわる)を観てみようと思った。アマプラにもあったし。
1のころツイッター等で話題になっていたし、2もあるみたいだった。だが、そのころ僕は映画への情熱が消えていた時期でもあったし、僕は「沼」に歯マると何度でも劇場に足を運んでいた可能性がある。『カメラを止めるな!』が公開されてた時は5,6回映画館で鑑賞した。内容が面白いのはそうなのだが、観客との笑いと感動を共有できる劇場、映画館ならではの体験が堪らなかったのだ。
そんなわけで、ベビわるは女の子二人によるゆるいコメディととてつもないアクション(殺し屋の話なので)が話題ということは知っていたし、「これは自分が好きなやつ」と分かっていたのだが、自制することにしたのだった。
前置きが長くなりましたが、1と2をアマプラで鑑賞しました。アクションすげー、ちさととまひろ(ちさまひ)の社会不適合者のやりとりも面白い。コメディとアクションの緩急のつけ方が絶妙。こりゃ評判になるのも納得ですね。
鑑賞した結果、1と2のブルーレイを買うぐらいまでにはハマってしまいました(笑)
次にドラマを観始めたのですが、こちらはアクションよりは殺し屋協会にまつわる人間ドラマ中心といった感じです。
そして9月下旬、劇場版第3作目の『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が公開されました。
初めて映画館で観るベビわるはアクションマシマシの迫力満点のものになってました。池松壮亮(冬村かえで役)さんこんなに動ける人なのか!?とか前田敦子(入鹿みなみ役)などの殺し屋組の新キャラも良く、終始満足でした。
冬村かえでは野良の殺し屋としてああなってしまったけど、まひろさんにちさとが居なかったら、きっと冬村かえでになっていただろうなあと思います。
ここからが本題なのですが、ナイスデイズの感想をYoutubeやポッドキャストで聞いたのですが、「ナイスデイズ面白かったけど、このべびわるシリーズどうなっていくの?」というものです。
まず、ちさととまひろの成長譚ですが、2で二人はほぼ仲良しになってたし、ナイスデイズでは百合かってぐらいの関係性でもあります。今作ラストはまひろの誕生日ケーキを食べてたぐらいだし。なのでこの線はないかなと思います。
次に今作が宮崎が舞台だったので、地方いろいろ回って各地の殺し屋と対決していく形式。2では殺し屋兄弟、3のナイスデイズでは冬村かえでが実質主役みたいなものですし、これは割とあり得そうですよね。シリーズも延々と続けられ、あわよくば海外ロケもあり得ます。
最後、これは僕の妄想なのですが、ちさまひが殺し屋協会に反旗を翻して新たな道を行くというもの。殺し屋協会は体制側として描かれている面があるので、ちさまひが殺し屋協会に疑問を持つこともありえるのではないでしょうか。殺し屋協会の粛清さんとの対決も観てみたいです。
こうして一ベビわるファンとなった僕ですが、ベビわるドキュメンタリーも観ました。(半分お布施の気持ちも込めて)
こちらはドキュメンタリーというより、ほぼほぼアクションシーンのメイキングといった内容になってます。
時間があったらもう一度ナイスデイズ観たいですが、予定が合わないかもです。今後もベビわるシリーズが続くことを願っています。(ドラマ版も今後どうなっていくのか気になりますね)
おわり。
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