『高野さんを怒らせたい。』が稀有な存在のチャンネルである訳
先日(2024/3/2)、Youtubeチャンネル『高野さんを怒らせたい。』にて、約半年ぶりとなる新作動画が投稿された。
内容はぜひリンクを確認してほしいが、半年待った期待を裏切らない素晴らしい出来だった。(高野さんは可哀そうだけど笑)
さて、このチャンネル、元々はお笑いコンビきしたかのの二人が面白そうなことをするチャンネルだったが、2022年1月に高野さんにドッキリを仕掛ける『高野さんを怒らせたい。』にリニューアル。すると、良くて数万再生だった投稿動画は軒並み100万回再生を超えるおばけチャンネルへと変貌した。
僕も『高野さんを怒らせたい。』の大ファンで、まだ見てない方にはぜひ見てほしいと思っている。(ツイッターでつぶやくのですが、反応はほとんどない。。)
なので、今までのドッキリを簡単に紹介しつつ、このチャンネルがなぜYoutube界において稀有な存在なのか考えてみたい。
『高野さんを怒らせたい。』の遍歴
『高野さんを怒らせたい。』にリニューアルされた時の最初の動画は以下のものだった。
チャンネルのオープニング映像を撮るため、高野さんを何回も走らせるのだが、「映像取れてませんでした、もう1回!」と嫌がらせのように走らせるだけの簡単にできるドッキリだった。
その後もコーヒーマジックに失敗する、同じ質問を100回答えさせようとする、などの単純ですぐできるようなドッキリばかりだった。これでも高野さんの反応が面白いので、これはこれでいいのだが。
『高野さんを怒らせたい。』が有名になったのは以下の2つの動画だと思う。
ローマの天気予報の字幕が天気の話ばかりのやつは、TBS『ラヴィット!』でも紹介され、Googleの嘘広告のやつは佐久間さんのラジオでも紹介され話題になった。
この2つの動画は素材を作るのにとても手が込んでいて、ドッキリというよりその素材そのものの面白さと高野さんの突っ込みのよさが突出していて、幅広い世代に受け入れられたと思う。
そして、最近の動画ではこのようになっている。
冒頭にあげたウミガメのスープもそうだが、クイズや謎解きを考えるだけでも大変なのに、最後にどんでん返しのオチだったり、高野さんに1か月近いドッキリを仕込んでおくなど、1本の動画を作るのに相当の苦労が伺える。これらの企画を考えているスタッフの大河内さん(もしかしたら相方の岸さんも)はSNS上で「天才」と称されている。
『高野さんを怒らせたい。』はなぜ稀有なチャンネルなのか
これらを踏まえて、このチャンネルは1本のドッキリに費やす時間や労力が凄まじいもので、投稿頻度も当初は2週間に1本を想定していたが、1,2か月に1本となっている。さらにきしたかのはテレビでも売れ始め、投稿頻度が増えることはそうそうないだろう。
一般的なYotubeチャンネルでは動画投稿は週2,3回はあるだろう。だが『高野さんを怒らせたい。』は年10本もない。ドッキリのチャンネルになってから現在までの3年で40本の動画しかないのは驚きである。
この量より質のストイックさが人気の秘密ではないか。クオリティが高いドッキリ動画を提供してくれるので、チャンネル登録者はいつまでも待つことができる。
次に、新作の動画を待っている間、私みたいなファンは何度も同じ動画を見返す。何度見ても面白いし、飽きないのだ。長尺の動画でもリピートできてしまうのがこのチャンネルの強みだろう。新規で高野さんを見た人は、新作を待つ間過去の動画を漁ることができるし、どの動画もめちゃくちゃ面白い。過去の動画が伸び続けているのにもその辺が理由ではないだろうか。
終わりに
さて、いろいろ書いてきたが、何が言いたいかというと『高野さんを怒らせたい。』はどの動画もクオリティが高く、捧腹絶倒間違いなしなのだ!
この記事で紹介した動画でもいいので絶対、絶対見るのだ!🐶
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