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manazashiharmony
「前立腺がん」高リスク判定 どうなる自分?【その一】
青天の霹靂、自分にがん(?)が見つかった!
2024年6月に受けた健康診断の数字に異常があると医療機関から電話が入った。5年ほど前からオプションで検査している腫瘍マーカー「PSA検査」の数字が高いというもの。
毎年1.5ng/ml程度の数字が今年は10.2まで上がっているという、たったの1年で。近所の泌尿科で検査を受けてほしいという内容だった。
予約を取り泌尿器科を受診。心の中では「去年まで数字が低かったから何かの間違いだろう、こんなに早くは進まない」という思い。でもその日の診断は「前立腺肥大ではなさそう、MRI検査で前立腺の画像を取りましょう」だった。
その後に受けたMRI診断は「前立腺の左辺縁域に1.1センチの影、前立腺がんを疑う」というもの。医師からは組織を取って検査する「針生検」を進められた。
お盆などで時間が少し空き7月中旬に「針生検」を受けた。取った組織を見せてもらったが、それは木綿糸のようなもの。小さな小瓶の中で漂っていた。
私はこんな人
64歳の男性で4歳違いの妻がいる。まだ現役の会社員として働いている。この秋に年金が満額で支給される予定、できれば仕事は続けていきたいと思っている。趣味や好きなことは、これから追い追いと。なぜ「カエル子」かと言うと、家が大好きで家に「カエル子」だから。
診断は「前立腺がん」だった!
9月初めの診断で「前立腺がん」と診断された、取った組織の5%にがんがあり、リスク判定は「高リスク」。医師曰く「がんは小さいが、顔つきが悪い」、おそらく進行が速いのだろう。
そしてCT撮影と骨シンチの撮影。CTでは前立腺周辺の臓器への、骨シンチでは骨への転移が調べられた。その結果は9月中旬の予定、医療機関は近所の泌尿器クリニックから、がんの専門病院へと移ることになった。
これから自分、どうなる?(続く)