MiSide大胆考察① 仮説、論証前
※MiSide初心者への注意!
MiSideのネタバレを含みます。
そのうえ、ストーリー等について解説する気もありません。
未プレイの人が読んでも何も面白くないため、ブラウザバックしてください。
※MiSide上級者への注意!
昨日1週プレイした後、考察や感想などを漁っただけの素人意見です。仮説の内容はガバガバだと思いますので大目に見てください。
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先日、MiSideをプレイしました。
結論から言うと、とても面白かったです。
DokiDoki文芸部を知っていたため、ある程度ホラー展開は来るだろうなと思っていたのですが、想像以上にガッツリでしたね。
最後の最後まで邪悪なキャラを貫いたのは圧巻でした。
ところで、ミタに関する考察や感想をいくつか読むのですが、その中によくある意見として以下のものがありました。
「狂ったミタには主人公に対する愛情がないから、ヤンデレではない」
この意見に対しては、半分同意であり、半分反対の意見があります。
たしかに最後の狂ったミタは、主人公に対して慈悲がないのに加えて、どうせ死ぬんだから(カートリッジになるんだから)帰ってもいいよという態度を見せます。この行動は私の持つヤンデレのイメージからは乖離しています。
(私のイメージでは、目の前で死んでほしい、自分の手で殺したいって思うのがヤンデレかなと。)
一方で、主人公に対して愛情がないかと言われれば、本当にそうなのかなと疑問が残ります。序盤では、一緒に居たいと思っていますし、終盤でも現実のほうが退屈でしょ、と説得するような描写があります。また、他のプレイヤーもミタを好む描写があり、どうもキャラクターイメージが不一致に感じます。
実は私がプレイ直後にどうも釈然としないと感じていたのは、狂ったミタというキャラがつかみ切れていなかったからです。
そこで、考えた結果たどり着いた仮説が、作中で狂ったミタと呼ばれる存在は2人いたんじゃないかというものです。具体的に言うと以下の2人のミタがいたんじゃないかと考えています。
①残虐でプレイヤーや他のミタを殺すのを一切厭わないミタ。正体はミタになれなかった不良品がミタの皮をはいでミタに成りすましている。良品である他のミタやミタに好意を抱いているプレイヤーを憎んでおり、自分と同じ不良品を好んでいる。
(良品のミタが憎い→ミタを好んでるプレイヤーが憎い)
②プレイヤーのことが好きすぎて自分の世界に連れてきたくなるミタ。病んでおり、プレイヤーが元の世界に帰ろうとしたり、他のミタと仲良くしたりすると害意を持つ。
(プレイヤーが好きで病む→他のミタを排除したい)
根拠、と言えるほど大したものではないですが、この仮説から以下の3つが説明できます。
・なぜ親切なミタを殺さず監禁していたのか?
狂ったミタは作中でもキャッピーやミラをあっさり殺しています。それなのに親切なミタは殺されず監禁されています。これはミタを殺したいと思っている①と、ミタをプレイヤーに近づけたくない②と、の行動の差なのかなと説明できます。
・狂ったミタは再起動したのになぜ記憶があったのか?
狂ったミタが2人いるためです。②のミタが再起動されても①のミタは記憶を持ち続けていたため。
・主人公の殺害方法の差について
クローゼットの中を見たいと言った主人公に対して、ミタは邪悪な笑みを湛えながら消えます。その割には、地下室で主人公を見つけるとあっさりナイフで刺します。回りくどい殺し方をしてくることがあるかと思いきや、シンプルにチェンソーで襲ってきたりします。
(殺し方にヴァリエーションがあるのは、ホラーゲームだからだとは思いますが)
以上が私がなんとなく思いついた、「狂ったミタ2人説」です。
もちろん反対意見はいろいろあるかと思いますが、あくまで1つの仮説として考えていただければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。