【血縁関係シリーズ④】織田家の血が流れている徳川将軍は何人いるか?

江戸幕府の将軍は15代まで続きました。全員が、家康の血を受け継いでいることは確かなのですが、一部の将軍はさらに織田家の血も受け継いでいます。

織田家の血を受け継いでいるものは、

徳川家光、徳川家綱、徳川綱吉、徳川家宣、徳川家継、徳川慶喜
の6人です。意外と多いなと思いました。

さらに細かく分けると
①のグループ
徳川家光、徳川家綱、徳川綱吉、徳川家宣、徳川家継

②のグループ
徳川慶喜

①と②の違いは何かというと、①は織田家の血は受け継いでいるが、織田信長の子孫ではないグループです。それに対し、②は織田信長の子孫であるという点です。

①のグループは織田信長の父である織田信秀の子孫であるといえます。

織田信秀の娘には、お市の方という人がいました。お市の方が浅井長政と結婚して、茶々、初、江という3人の娘を授かります。

茶々は豊臣秀吉の側室になり、豊臣秀頼を産みます。茶々は淀殿とも呼ばれたりします。

初は京極高次の正室となりますが、子供はできませんでした。初は常高院とも呼ばれます。

そして江は徳川秀忠に嫁いで、徳川家光を産みます。江は崇源院とも呼ばれます。

7代将軍の徳川家継までは徳川家光の子孫であるので、5人は織田信長の血は引いてないが、織田家の血は引いていると言えるでしょう。

次は②のグループである徳川慶喜についてです。徳川慶喜は、織田信長の娘である徳姫の子孫です。

徳姫は徳川家康の長男である松平信康に嫁ぎ、熊姫を産みました。この熊姫の子孫が徳川慶喜に繋がっています。

詳しい家系図は前に投稿した記事を貼り付けておきます。

こうしてみてみると、織田家の血筋は徳川将軍に結構受け継がれていますね。


この時代は有力大名と親戚関係になったりすることがあります。江戸時代には徳川家と島津家、徳川家と前田家が親戚関係になったりもしています。

他の家のつながりも興味ががあるので今後調べたいと思います。

ではまた!


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