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ふと。
〇〇「夏鈴ちゃん、本番中思っきり目ぇ合ったな笑」
メンバーもよくお世話になっている某生放送のバラエティ。この日はメインMCの方とアシスタントのアナウンサーさん両名のお誕生日と言うことで、櫻坂としてサプライズ出演し、パフォーマンスでお祝いさせて頂いた。
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夏鈴「…〇〇さんがこっち見てた時に、たまたまそっち見ただけだから」
〇〇「え〜、逆やって。俺がたまたま夏鈴ちゃんの方みた時にはこっち見てたって」
夏鈴「…見てない」
〇〇「いや、何の嘘なん笑」
夏鈴「…嘘じゃないし」
〇〇「だって目あった後笑ってたやん!」
夏鈴「…笑ってない」
〇〇「いやいや、無理あるって笑」ー
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夏鈴「…話に笑ってただけ」
〇〇「え〜、そうなん?てっきり俺と目ぇ合って喜んでるやんと思ったのに」
夏鈴「…う」
〇〇「そっか〜、残念やなぁ」
夏鈴「……ぅ」
〇〇「今日もふわふわで、可愛いなぁ〜って思って見てたんやけどなぁ〜」
夏鈴「……わざとらしい」
〇〇「バレた?笑」
夏鈴「…わかるよ、そんなの笑」
〇〇「…夏鈴ちゃんがわかるように、俺にもわかるんやで?」
夏鈴「……ほんとに?」
〇〇「ほんとに」
夏鈴「……嘘」
〇〇「嘘ちゃうって笑」
夏鈴「…怪しい」
〇〇「ひどいなぁ〜」
夏鈴「…だって誰にでも言うじゃん」
〇〇「…誰にでも言う?」
あ。という顔をして、夏鈴ちゃんはタオルを被って顔を伏せる。
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〇〇「夏鈴ちゃん?」
夏鈴「…何でもない」
〇〇「いやいや、見てたか見てないかの話やろ?誰にでも言うってのは何の話よ?」
夏鈴「……絶対馬鹿にする」
〇〇「しないって」
夏鈴「する」
〇〇「まぁまぁ、言ってみって」
夏鈴「……可愛いってみんなに言うじゃん」
〇〇「……笑」
夏鈴「もぉ〜、やっぱり馬鹿にすんじゃん」
〇〇「いやいや、馬鹿にしてるんじゃなくて笑」
夏鈴「も〜、知らない…!」
〇〇「ごめんって笑」
夏鈴「……」
〇〇「まぁ、可愛いってよく言うけど、実際そうやししょうがないやん? 絶対評価やからさぁ…」
夏鈴「…いいわけっぽい」
〇〇「可愛いと思ったんをわざわざ我慢するってのもなぁ。それこそ嘘やん?」
夏鈴「……もっかい言って」
〇〇「?」
夏鈴「…もっかい、ちゃんと言って」
〇〇「そういうのも可愛いで」
夏鈴「……」
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照れくさそうにタオルでより深く顔を隠す夏鈴ちゃん。
夏鈴「もうわかったから…」
〇〇「自分が言ってって言ったんやん笑」
夏鈴「…だから、もうわかったって笑」
〇〇「え〜、もっと言ってもええで?」
夏鈴「もういいって笑」
そそくさと逃げるように離れていく夏鈴ちゃん。
〇〇「そんな逃げんでも笑」
夏鈴「も〜、うるさい笑」
構われたいけど、構われすぎるのはイヤ。
いつも通りの夏鈴ちゃんでしたとさ。