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脱予定調和を意識して

創造的なコラボレーションをテーマとする長岡ゼミに4月から参加し、様々な経験や学びを得ました。このゼミに参加してからの半年間で、特に印象に残ったのは「変化を楽しむ脱予定調和」という考えです。これは私の考え方を大きく変えました。

変化を楽しむ脱予定調和を意識するようになったきっかけのエピソードとして、4月25日のゼミの活動中に出来事がありました。新ゼミ生の一人が長岡先生に、「越境しようと思ったときに、好きではない越境に参加しても大丈夫でしょうか」と質問しました。長岡先生の答えは、「直感と好奇心で動き、そしてそれが終わってから振り返りましょう」というものでした。そのやり取りを聞いて、私は結論が先にあり、それに向かって理論通りに行動すべきだという固定概念を持っていることに気づきました。しかし、この考え方を改め、「行動し、そこで経験を得て、結論を出す」という変化を楽しむ脱予定調和的な姿勢を取り入れるようになりました。

この考え方を得てからは、とりあえず挑戦してみようと思えるようになりました。特に越境活動において、第一歩を踏み出すきっかけとなったと感じました。以前の私であれば、越境活動の中で失敗することを不安に思い、一歩を踏み出せなかったり、越境先に興味を持てず、越境することをためらっていたでしょう。しかし、今では新しい考えや価値観に出会える貴重な機会と捉えることができるようになりました。実際にいくつかの越境活動をする中で、今まで自分が知らなかった考えや価値観に出会い、驚きや発見がありました。これは挑戦してみなければ得られなかったものです。


春学期では、この新しい考え方を実践することで、越境活動を行うことができました。この考えは、まじめに、だけど楽しくという姿勢が無意識に行われていたからこそ、ポジティブに行動を起こせたのだと思います。秋学期には、変化を楽しむ脱予定調和の考え方をもとに、積極的に対話や越境活動を行うことを心掛けていきたいと思っています。


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