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10月ですが日中は暑いですね。京都は旅行者も多く、半袖のひとがほとんど。もうちょっと涼しくなってもらわないと、いつまでも秋服が着られない……
田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。

10月の京都。暑い。

着物で。

「京都で着物を着るのは、観光客かプロのひと」なんて言われることもあります。観光客なので堂々と着て歩きます。

右の襟に変なシワー!!

仕舞うときに変な折りジワが着いちゃった🤣
いつになったらキレイに畳めるようになるのか。

10月だからアンサンブルにしたかったけど、とても羽織なんか着られない。それどころか単でも暑かった。
脱ぎ着して調節することが難しいのは、着物の大きなデメリットですねぇ。

暑いから

昼すぎに京都に着いたら、暑くてたまらん。
とりあえず冷たいのをいただきました。

奥:みたらしソフト
手前:抹茶あんみつ

道行く人は、ほとんど夏の装い。とくに外国人の旅行者はTシャツ1枚とかノースリーブ。
それにしても暑いよね。

だからなんだ。
着物を着るのだ。もう夏物は着たくないのだ。

妻の職場のおみやげに、阿闍梨餅も買って南座へ向かう。

阿闍梨餅(あじゃりもち)。


ヘッダーの画像とおんなじ…

錦秋喜劇。『太夫さん』@南座

めっちゃレアな席

何度か芝居は観てますが、こんな席は初めて。

二階席のいちばん舞台に近いところ

なんせ近いから、三味線弾いてる手もめちゃくちゃよく見える。バルコニーの陰になる部分は見えないけど、食事場面の茶碗の中まで見えるのはびっくりしました。

ゴハンもうどんも、ちゃんと本物を食べてるのね😳

色気!年齢を重ねてこその色気!

三林京子さんと田村亮さんの芝居がたまらんでした。お二人とも70歳を超えての、あの色気。あくまで上品でありながらの色気ですよ。

フェロモン撒き散らしてるわけじゃないのに、仕草やセリフの端々に気品ある美しさが漂う感じ。

直美ちゃんは安定の🤣🤣🤣

舞台は戦後すぐの京都。いまの時代なら人身売買になっちゃうけど、こんな時代があったんだよね。

映画やドラマでは60代の女優がハタチそこそこの太夫さんの役をするようなことはないでしょうが、そこは舞台ですからアリなんですよね。

いやぁ、堪能させてもらいました。
映画もいいし配信もいいけど、舞台ええわぁ〜。

お客さんの年齢層が高め(メインは70代?)に感じたけど、アラフォーアラフィフ世代こそ観るべきと思う。きっとこの田村亮や三林京子の役どころは、そのくらいの年齢だと思うから。

あ、田村亮さんはロンブーの金髪お兄さんじゃないですよ。田村正和さん(古畑任三郎の)の弟さんで、お父さんはバンツマこと阪東妻三郎さん。
ついでにいえば(失礼!)三林京子さんは、浄瑠璃の人形つかいで人間国宝の二世桐竹勘十郎さんの娘さん。
藤山直美ちゃんは松竹の喜劇王藤山寛美さんの娘さんで、
そして駿河太郎さんは、笑福亭鶴瓶ちゃんの息子さん。

なんだこの顔ぶれ🤣

色気ある大人になりたいから、着物。

着ると気合が入るので

着物着ると、めっちゃ気合いが入ります。
わざわざキメるわけですから、だらしない格好は出来ないのです。めっちゃ見られるし。

暑くても暑い顔なんかしません。カッコ悪いじゃないですか。余裕の顔で居ますよ。

背筋も伸ばして、歩くのもゆったりと。

めんどくさいですよ。帰ったら干さなきゃだし、畳むのも気を使うし。アイロン当てないと変なシワが取れないし🤣
だけど趣味ってそういうめんどくさいものでしょ。

カッコつけて立ってたら、腰痛が治まった✨️
けど首が痛い……

カッコいい男が増えれば。

自分で言いますが、着物を着てる自分はカッコいいと思っています。てゆーか、思ってなきゃわざわざ着物なんか着てられませんよ。
コスプレみたいなもんです。

ずっと前に、あるセクシーお兄さんが言ってたんですよ。

「最近はイイ女が減っちまったなぁ!!」
「でもそれは、イイ男が減ったからだよなぁ!!」

あるセクシーお兄さんの言葉。

「最高のイイ男に会いに来たお前らは、みんな最高にイイ女だな!!」

このへんはうろ覚え、、、

こんなこと言われたら、お姉さん方は狂喜乱舞ですよ。男だってアツくなっちゃいますよ。

私はカッコいい男になって、妻をもっともっとイイ女にしてやりますよ。
そのために、たまには着物を着たいのです。

お手本があったら

私はアラフォーなので、ファッションアイコンといえば木村拓哉さんでした。もちろん他にも居たけどダントツに目立ってました。

いまはどんな人がファッションアイコンになってるんだろうか。
「お手本があると目指す方向が定まって良い」と思うんですが、誰がお手本になってるんでしょうか?

患者さんたちに聞いてなるほどと思ったのは、上皇后の美智子さま。まさしくあの時代の女性のお手本で、「象徴」そのものだったみたい。
たしかにあんなに良いお手本は他にないわ。怪我が早く良くなりますように。

木村拓哉や美智子さまを引き合いに出して畏れ多いことだけど、若い世代のお手本になるのは年長者の役目なんですよね。
「近頃の若者」は、大人たちの背中を見て学んだ結果。ボヤく前に、カッコいい背中を見せてやらねばならんのですよ。
男がカッコ付けなくなったらこの国は終わりだよ。もちろん、見た目に限ったことじゃないけど。

ということでカッコ付ける男の曲をば。

I am Dandy / MANNISH BOYS

キミが振り向くような 男になれるまで
背伸びしてでも ムリをしろダンディ

作詞作曲:MANNISH BOYS

斉藤和義くんと中村達也さんのユニットで、滝藤賢一さん主演のドラマ「俺のダンディズム」のテーマ曲です。MVには滝藤賢一さんが出演してます。

※先述のセクシーお兄さんは別の方です。

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