20代娘 献血にチャレンジ!
初献血の思い出
1983年(昭和58年) 8月10日
〈=高校3年の夏休み〉
その日、最寄りの自動車学校にて
同級生数名とアルバイトをしていました。
業務後、自宅方面への送迎バスを
玄関ロビー付近で待っていた時、
玄関前に献血用の移動採血車
(献血バス)がやってきました。
送迎バス出発時刻まで
まだ1時間以上あったので、
共に待機していた友人2名と
「献血してみようか!」という流れになり
3人で初献血にチャレンジしたのですが…
1人は血圧が、もう1人は血液比重が
基準から外れているとのことで、
結局1人だけで初献血に
挑むことになってしまいました。
かなりドキドキしながら
バスに乗り込んだ覚えがありますが、
針を刺す時も さほど痛くなく
採血中の違和感など感じることもなく
ホッとした気分で 達成感のような
気持ち抱きながらバスを降りたことを
うっすらと記憶しています。
今では献血常習者
あれから41年余りが経過。
今では およそ2週間に一度ごとの
献血習慣がすっかり定着し、
2024年10月15日時点の献血回数は、
実際ベースで694回となりました。
(※献血カード上の回数は885回目)
初めて献血バスに乗り込んだ時の
あのドキドキ感は すっかり影をひそめ、
極端な例えで表すなら
まるでトイレに行くかような日常感覚で
献血に足を運んでいる現在ですが…
この日(10月15日)は、久々に
41年前のドキドキを再体験するような
感覚を味あわせていただきました。
20代娘 献血初挑戦
今年22才になった高校同級生の娘さんが
最近 献血の必要性を感じたらしく、
私の献血実施日に合わせて この日一緒に
献血施設へ出向く運びとなったのです。
事前検査に引っかかることなく
献血を完遂したいと切望していた彼女、
受付・問診・血圧測定と進む中で
職員さんの丁寧な説明を受けていました。
私の方はひと足 先に
受付や事前検査を済ませて
いつものように採血室へ入ったものの、
普段と違い なんとなく
ソワソワ・ドキドキしてしまいます。
成分献血開始後15分ほどが経過。
「無事に事前検査をパスできるかな…」
「血圧とか比重とか大丈夫かな…」
などの思いが脳裏を駆け巡るなか、
彼女は看護師さんに導かれ
隣の採血ベッドに誘導されてきました。
モニターのライブ映像(※)を視聴しつつ
横目で その様子をうかがったところ、
私の初献血の時よりも はるかに
堂々としている姿が感じられます。
設置された機器から推察して、
全血献血を選択した模様。
全血は成分よりも短時間で終わるため
今度は彼女の方が先に退出しました。
無事に初献血を終えられた様子に、
案内人として保護者として友人として
大きな安堵感に包まれた
そんなひとときでございました。
体調悪化&回復
ところが…
まもなく私の献血も
終了間近となったころ、
複数の看護師さんが私の元に来られ、
「“娘さん”が献血後に体調を崩されて
今 ベッドで休まれています」と。
安堵が一転、今度は
不安や心配が襲ってきました。
体調の回復を神様に祈りつつ、
一度 様子を見にうかがってから
しばらくロビーで待機することに。
回復を待ち望むこと約30分。
看護師さんに付き添われ
顔色も良く笑顔でロビーへ。
すっかり元気を取り戻した姿を
確認することができました。
念のためソファに座って更に20分ほど
休憩してから再度血圧測定することに。
普通にお菓子やジュースを
食べたり飲んだりできているので
素人目にも完全回復が感じられます。
その後、検診医さんからの
お墨付きをいただくことができ、
無事に血液センターを退出。
立ち寄った近所のたこ焼き屋さんでも
食欲の回復を確認でき ひと安心!
体調を癒してくださった神様に
ただただ感謝した次第です。
「お父さん」&「娘さん」
ところで、私は独身者であり、
これまでの人生において父親という
立場を経験したことがない者ですが、
上述の流れの中で、血液センターの
職員さんや看護師さんからは、
「娘さんが…」とか
「お父さんの運転で帰られるんですね」
など、父と娘という間柄に
見られていたことが伺えます。
父親である同級生に申し訳ないので
その都度 やんわりと否定しましたが、
「姓が違うのに確認してないのかな」
「もしかしたら、今はもぅ
姓が異なる親子が珍しくない時代という
認識から生じた現象なのかな」
な〜んて思いが 頭をよぎりました。
まぁ何はともあれ、
こんなことを考えることができるのも
深刻な状況に陥ることなく
彼女の体調が早急に回復した
おかげでございます。
この記事を最後まで読んでくださった
皆様におかれましても、ご健康が守られ
多くの恵みと祝福に満たされますよう
心よりお祈り申し上げます。
(参照)
※=《献血回数の差異》
従来からの『200ml献血』に加え、
『400ml献血』『成分献血』が
1986年より導入されました。
新制度での献血を促進するため、
その後 約10年間、
『400ml献血』= 2回分
『成分献血』= 3回分
…と認定された時期があり、
その期間に400ml献血や
成分献血をした人は、
『献血カード記載の回数』と
『実際に献血した回数』に
差異が発生しています。
※=《鑑賞したYouTube動画》
今回、献血中に鑑賞した
ライブ映像は下記でございます。