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#43【お金】消費税減税を叫ぶ政党は、、、
こんばんは。今日は時事ネタです。
今年中に所得税減税が実施されることになっていますが、税も含めた社会保険料等の現役世代の負担はどのようになっているのか。
○天引きされているものの割合
まず給料から引かれるものは、
主に①社会保険料と②税金ですよね。
①社会保険料とは、医療・年金・介護・労働保険。これはサラリーマンは自己負担分と雇用主負担分があります。
②税金とは、主に住民税と所得税。
では、これは収入に占めている割合はどのくらいなのかというと、600〜800万の収入の世帯で負担割合の大きい順に以下の通り。
・本人負担の社会保険料 10.3%
・雇用主負担分の社会保険料 9.9%
・住民税 3.5%
・所得税 1.7%
圧倒的に社会保険料負担の割合が大きいわけです。大体1/4が引かれちゃってるんですね、、恐ろしい。。
ここに消費税の負担割合をランクインさせてみると、役3.9%ということで住民税より少し多い程度ということになるそうです。
○後期高齢者医療費の負担内訳
後期高齢者の医療費の内訳は、16%が窓口や本人負担で、46%が税金、その他保険からの充当が38%で、この後者2つのほとんどを現役が負担しているとのこと。
○誰が負担しているかということ
社会保険料は基本的には現役世代が払うものですよね。それで引退した人達を支える制度ですから。シニアはほとんど払わなくて良いわけです。
消費税は全世代が払う税で天引きじゃないので消費に付随しますからわかり易いわけですね。
ここまでの話を踏まえると、
結局は消費税減税を叫ぶ政党は人気取りなのかなと疑ってしまいますよね。減税した分の財源を埋めるのが現役世代の負担増だなんてなったらたまったもんじゃない。
上記の書いてきた点は、Voicyパーソナリティの梅澤さんが以下の放送で非常にわかりやすくまとめてお話しをして下さっています。
手取りばっかり見ていないで、天引きされているものがどこにどう使われているのかということを意識すると、政党を見る目も変わるので、
自分でも色々と調べて学んで行きたいと思います。