エルデンリングを(今更)遊びました
皆さまご機嫌よう
“エルデの王”あけおでございます
なんと最近まで一ミリも触ってなかったエルデンリングを とりあえずクリアまで触ったので記事を書こうと思います
ネタバレは多分あるのでまだ遊んでない人は注意してください
あと今回プレイ時間まだ40時間ぐらいなのでちょっとエアプ入ってるかもです DLCも未だ未プレイです
前提のざっくりした話 買うまで
こんなこともう言うまでもないのかもしれないけど一応このゲームがどんなゲームかを少し…
今も昔もニチャニチャオタクくん御用達企業「フロムソフトウェア」が2年ぐらい前に出した、デモンズソウルから始まる「なんか重厚そうな雰囲気のふわっとした世界を旅するあのシリーズ」の現行最新作
今回“エルデの王”になったあけおこと俺は一応エルデンリング以外のものはSEKIRO含め遊んでおり、これでやっと全部プレイしたことになった(ps5デモンズとかダクソリマスターとかはやってないです)
年々自分も敵も強くなっていくなんか近頃のモンハンみたいな進化体系をたどっている当シリーズは、今回どんな感じになったんだろうな という心持ちはありつつ、ダクソ三作のプレイフィールがあまりにダクソだったため「どうせいつもと変わんねーだろ」という感が拭えず、今までプレイを見送っていた
が、なんかセールでめっちゃ安くなってたり2年越しにDLCが出たりと「やるなら今じゃね?」ということでsteamでpc版を購入し、今更プレイ開始したというわけだ
あと今後の記事は「ゲーム下手だけどソウルシリーズはとりあえず頑張ってクリアしました」みたいな人目線と思ってください よろしく
使ったビルド
最初の生まれが侍だったので筋技上げて上質やろうと思ってたんだけど、途中で手に入った「名刀月隠」の戦技が妙にかっちょいいことを見つけたのと、今回ステの振り直しも結構容易なこともあり、途中から魔法剣士にシフト
結局月隠振ってるだけでゲームが壊れてしまったので個人的にはOK
おかげで大体みんながクリア出来るぐらいのレベル(135ぐらい?)でマレニアまでは無事倒せました(マレニアは正直自分の理解度が低すぎて運ゲー入ってたけど)
プレイ中の気持ちの遷移
プレイ開始時〜マルギット討伐まで
正直変わり映えがあまりにもなくてつまんなかったら返金しようとまで思っていたけど、今まで追いかけて来たのは「変わり映えがないけど面白かったから」だったことを今では思い出している
序盤の流れとか「いつもの」すぎて笑っちゃったよ
まあそんなこんなでプレイ開始して序盤サックリ死んで、本編がスタート
なんかよくわかんねー馬に乗ってる騎士にしばかれて死んだりしながら適当に走り回ってたら、馬とか貰えて取り敢えずまた走り回る
そんなことをしてたら仰々しいムービーが流れてボスとの戦闘がスタート
今でも抱いてる感想だけど、このゲームというかソウルシリーズのボスは総じてきしょい
見た目とかじゃなく、心持ちがきしょいというか性根が腐っているボスが多い
そんなきしょさを全面に押し出してくるクソにちゃキモキモ系ボスのマルギットが、俺のエルデンリング生活初めてのボスだった
こいつがどんなやつかと言うと
「右手の獲物の攻撃避けたと思ったら急に左手が光ってダガーをブンブン振り回してこちらを追い払う、でこちらがそれを嫌って動いたらなんかぼったくり行動的な感じで大きい行動を繰り出してくる大便の擬人化」だ
まあ返金検討するレベルではキレたね
1時間〜2時間ぐらい?戦ってて「なんか噛み合ったので」勝ったんだけど、普通に今でもクソだと思ってるよこいつ コレを1面に置いても許されてるのは正直ブランドに胡座かいてると思うわ
ゴドリック撃破まで
正直マルギットより弱かったんだけど、まあまあ死んだ 後半も後半で金魚のふんみてえなモーションに強化入ったりするのが相当きしょかったけど、急にキチゲ発散してピカピカダガーブンブンしだす不快害虫より全然マシだったので、逆に印象に残ったかもしれない
ガーゴイル前までのボス
正直記憶に残ってない 一部なんか鍬形みたいな頭の鉱石みたいな獣とか、不当にハンディキャップある場所で戦わされる溶岩土竜とか、ストームルーラー系のボスの中では最強と思う妙に大技が長い蛇のおっさんとか、要所要所で不快要素はあったけど、その辺りから降り始めた月光の強い版みたいな刀が普通に強くて、そんなに不快じゃなかった
アイツと出会うまでは
英雄のガーゴイルくん
もう文字列から見ても吐きそうになる不快害虫その2
デモンズから始まる別個体乱入系ボスなんだけど、こいつは色んなシリーズの中でも群を抜いてゴミクソだと思う
そもそも単体の時点であんまり面白くないエルデン式遅らせ攻撃と、不快の2文字が一生浮かび続ける原因のゴミ行動「毒ブレス」が地獄のような汚臭を漂わせるカスみたいなボス
こいつも1時間ほど殴り合ってなんか噛み合って勝った 系の解決の仕方をしたんだけど、これ以降「まともにボスと向き合う気力」みたいなのを完全に削いでくれた素晴らしい石像
集団戦闘の単体がめちゃくちゃ隙ある不快な行動してるなか、もう片割れがグルグル両刃剣回してこっちに特攻してくるの本当にキショくてダメだった
それ以降、その辺りで見つけた「写し身の雫の遺灰」を使うことで、このゲームが加速度的にヌルくなるんだけど、これは過去作的には白ファン呼んで「このゲームヌルくね?www」って言ってるようなもん
個人的には「このゲームと向き合うの疲れたら爽快かっこよモーションタコ殴りアクションゲームに変えて遊ぼうぜ!」というフロム側の一般人向け配慮に見事乗った形になっただけで、このゲーム自体はボスが総じて強くて別にヌルくないと思います
過去AC6の記事書いた時に「このアセン使えばヌルくなります」って書いたことがあるんだけど、そんなの比較にならないレベルでヌルくなった
なのでまともに攻略したのはここまでになります
みんなごめんな
クリアまで
といいつつ別に遺灰使っても爽快アクションになって楽しいことは楽しいのでプレイは継続
ただまあ遺灰強すぎワロタね〜という感じで以降のボスに関しては、ミスって死ぬ時はあれどガンガン進めるように
といっても苦労したボスがいない訳ではない
それがラスボスのラダゴンくん
こいつとは結構長い時間戦った 2時間強ぐらいかな?
理由としてはまあ遺灰が死ぬからですね
ここまでとりあえず前に遺灰が走ってってるなか月隠持って芋ってR2を連打していたらなんかどんなボスも死ぬと言うしょうもない成功体験を得た俺はまともにプレイしなかった弊害でソウル筋は衰えに衰え、プレイ前より少しソウルシリーズが下手くそになったのであった
その結果前哨戦のラダゴンくんですら初見は聖杯瓶をガブ飲みし、エルデの獣で見事死去 という流れをいっぱいやった
とはいえ、最終的には大体行動の流れわかるぐらいにはなったので「運が良ければ勝てる」ぐらいのマインドにはなったと思う
行ったことない所行脚・マレニア撃破まで
この辺りまで行くともう「とりあえず写し身呼べば敵タコれるし楽勝だろwww」という感情が脳を支配していた 実際そうで、モーグくんとか催眠出血ASMRやる前に凍結して出血してHP全損して死んじゃったし、あまりにも“RPG”を感じて気持ちよくなっていた
そんなマインドで未探索の北端を探索中、突如現れた最強ミニダンジョン「典礼街オルディナ」
屋根上からクッソ痛い狙撃してくる敵と見えないコマ投げ野郎を合わせて、最後に探索しづらい構成の狭目のマップでラッピングして出来た聳え立つ金の排泄物
正直ここの蝋燭付け直さないとだったら普通にキツかったけど、そこそこ不快になった
まあ今までダンジョンの話とか全然してこなかったのは「あーめんどくせ」と感じた瞬間間すり抜けて走ることしか考えなくなって、以降強くなったら順々に轢き殺してたりしてただけで、そもそも様々なダンジョンの印象が残りづらいプレイの仕方なんだけど、こいつは強制的に苦味を味あわせてきたので否応にも印象に残った
その後の「聖樹の支え・エブレフェール」も雑にクソ強いモブが死ぬほど置かれてたりクソ地形もあったりと、大便で構成されたガノン城みたいな場所でとにかく逃げて奥地にたどり着いた
まあ奥にはみんな強い強い言うてたマレニアさんが待っていたわけなんだけどほんとに強い奴があるか
写し身使っても結構な回数死んだ
というか、避け方が分かってないモーションがバリバリ存在するので、「運良くこちらをタゲって来ず、写し身くんが終盤まで生きてたから何とか勝てました」という程度の理解度しかないぐらいには強かった
ただモーションのメリハリとかはよくて、割と怯むので案外覚えれば楽しいボスかも?感もあった
2週目は写し身封じて遊んでみるのもアリかな
やるかわかんねえけど!
ということで「巷で色々言われてる隠しボス的な奴」を味見したところで記事的には一旦区切ることにした
完走した感想
楽しかった所
あんまり順路がないというかゴチャってわからんので、強いアイテムとか見つけた時めっちゃ嬉しい
あと今回はもう最終的にはすごい強いソードブンブン!最強ムーブどーーん!って感じで遊んじゃったからアレだけど、魅力的なモーションの戦技が結構多いのは良いところかな
かっこよくて強い!って感じの技が結構あるのでそれだけで試したいステ振りが出るのが良い
おそらくオープンワールド化した関係で、ビルドの完成自体は結構速くできてしまうので、完成キャラで遊ぶ時間を長く取りやすいのも個人的には美点
ガン逃げしながらアイテムだけを拾い回って、最強武器作ってからスタート とかも(ボスとかに勝てれば)おそらくできちゃう
微妙だった所
雰囲気重視で情報が伝わりづらい全体マップ
高低差がめちゃくちゃあるのに平面図しかないせいで、本当にどこに道があるか全然わからない時があるのがキツい
言うて「マップあった方が便利」というのはそうなのでマップ探す意欲が削がれるほどではないけど、あんまり役にたたねぇな〜ってなる時はそこそこあった
クソなところ
とりあえず人が嫌がることやっときゃいいだろみたいなノリで作られてそうな一部のボス
普通につまらないので辞めて欲しかった
関連して、広いマップを生かしたいと言う関係か「デカくて強靭すごくて一撃クソいたい」みたいなボスがとりあえず立ってたりとか「なんか遠くに飛翔して逃げてブレス」みたいなただただ冗長な行動を持つボスやモブが結構いるのが単純にストレス高かった
あとブレスのエフェクトと背景の色同じにしてどこまでが攻撃範囲かわかんなくしたりしてるのがそこそこあった地味にクソ
ダンジョンに関しても、ついに明度上げても真っ暗で何も見えないマップとか乱発し出したのも普通にクソだから辞めて欲しかった
散々ダクソで文句言われたのでいっぱい出してみました感がすごい
嫌がらせのように松明持つと戦技打てないし、割と爽快感がただ削がれるだけの調整だと思う
大体マップなんてとりあえず次の篝火まで走って、上から下からって感じでクロウルすることになりがちで、そもそもの緊張感があんまないのよね 今作は祝福の合間がめちゃくちゃ短いから特に
だから「ピンチや不可視から来る恐怖」より「不便なことへのイライラ」のが勝っちゃって目についたんだろうとは思う
まとめ
結局のところソウルシリーズ
いい意味でも悪い意味でも、結局これだよなって感じ
道進んだらリトライしないと倒せないぐらいボスが居て、そいつらを倒してクリアを目指す という基本部分は変わりない
ただし、ゲームを知ってればすげーいっぱいズルする手段があるっぽいので、普段よりは簡単に感じたけど、一部で唾棄したくなるほどにクソゴミなボスが居たりするのももういつものって感じ
このジャンル自体の拡張性がもうないのか、ユーザーがそれを望んでいないことを汲み取っているのか、「オープンワールドのソウル」という触れ込みの割には、あまり変わり映えのないシリーズに仕上がっていたという印象
言うたらダクソ段階でそこそこオープンワールドもどきなのでそんなもんかなとは思う
このゲームから初めてもいい?
実際面白いしいいと思うけど、安い別シリーズの何か買って遊んでみて、「操作感や空気感を見てみる」のは良いかもしれない 少なくともすげえ嫌で辞めたくなった時に捨てる金は少なくなる
それができるぐらいには各シリーズとの類似点は多いので、初体験は「どうしてもこのゲーム独特の光とかの雰囲気が味わいたいんだい!」って人以外には旧シリーズをお勧めするかも
但し、仮にぜーんぶ横並びで同じ値段だったら絶対にエルデンリング遊んだ方がいいぐらいには出来がいいので、そうなったらエルデンリングでシリーズ初見はいい選択肢だと思う
面白いの?
なんと残念なことに面白い
これがソウルシリーズで一番困ることなんだけど、何がクソだミソだと言っても結局このゲーム、操作性がいい武器とか見つかっちゃうとコロっと最後まで遊んじゃうぐらいには面白いのよ
というかこのゲーム後半「ゲーム的に取れる手段をなりふり構わず全部やったらヌルくなります」感が既存シリーズの数百倍強いので、これでも全然キレてないほうです
あと今作はアマナの祭壇張りのゴミダンジョンとかも存在しなかったので嬉しかった もし作ったのが谷村だったら、結構な確率でエブレフェールの腐敗沼に追尾魔法弾撃つモブとか置いてるもん
ということで、まだ倒してないボスもいるみたいだし、いろんなものを取りにまだ遊ぼうと思うよ